ニュース 2015/01/30 00:00
警察庁保安課の小柳課長が全日で行政講話
警察庁保安課の小柳誠二課長は1月23日、東京都港区の「第一ホテル東京」で行われた全日遊連理事会で講話。
2011~2013年の3年間で釘による行政処分件数は22件だったことを明かした上で、某都道府県で新台入替に係る変更承認のため、店舗に警察署員が赴いたところ、従業員が釘を叩いていた事例があったと指摘。
さらに当該調整に関して、釘の間隔などを示した紙を販社から入手していたとして、釘の問題は業界の広範囲で甘く考えられているのではないかと述べた。
また、新台の部品交換に係る無承認変更事案が連続して発生したとして、風適法に基づく手続きを徹底するよう指導。
加えて、製造業者から部品交換の委託を受けた業者が作業確認書を偽造し、部品交換に営業者が立ち会っていないにもかかわらず、立ち会ったと装っていた事案もあったと指摘。
早急に対策を検討するよう求めた。