ニュース 2015/03/13 00:00
大分県遊協が業界初の大規模な消防総合訓練
大分県遊協(金在哲理事長)は3月4日、大分県臼杵市の「ワンダーランド臼杵店」で同市消防本部主催の「臼杵市消防本部総合訓練」を共催。
同組合員約150人をはじめ、臼杵市消防本部、近隣の佐伯市・津久見市消防本部、大分DMAT(災害派遣医療チーム)などが参加。
訓練は、内容を事前に一切明かさないブラインド訓練を採用。
実際のホール営業中に漏電により火災が発生したという事案を想定し、消防隊や医療班などが連携を取り、避難誘導や傷病者の救護、緊急手当、病院への搬送まで、本番さながらの緊張感のある訓練が行われた。
金理事長は「訓練を機に火災予防や災害に対する危機意識を従来以上に持ち火災発生ゼロに向けて万全を尽くしたい」とあいさつ。
同組合では平成13年12月に大分市内のホールが放火され、顧客の避難誘導にあたっていた店長が焼死するという痛ましい事件があり、これを風化させないため、以後、毎年防災訓練を実施、今回が14回目となる。