ニュース 2015/06/19 00:00
日遊協総会、行政が“釘問題”でメーカーに注意喚起
日遊協(庄司孝輝会長)は6月11日、東京都新宿区の「ハイアットリージェンシー東京」で第26回通常総会を開催。
庄司会長は「一つ一つの課題に向き合い、活力のある業界を取り戻していきたい」とあいさつした。
議案審議では、日工組、日電協の団体加入を承認。団体加入へ向けて協議中の全商協、回胴遊商については、理事会の決議事項とすることも承認された。
また、山田久雄副会長の退任に伴い、樋口益次郎理事が副会長に、堀内文隆顧問が常務理事に選ばれた。
総会終了後は、警察庁保安課の小柳誠二課長の講話を大門雅弘課長補佐が代読。
「釘を曲げるなどし、検定や認定を受けた遊技機と異なる遊技性能を創出することは、悪質な不正改造事案である」と念押し。
その上で、「仮にメーカーがこのような遊技機を検定を受けた型式に属する遊技機として販売したり、不正な手段により検定を受けたり、遊技機取扱説明書の内容が正しく記載されていないことが判明した場合は、当該検定が取り消されるとともに、当該メーカーはこの先5年間、検定を受ける資格を失う」と注意を促した。