ニュース 2016/09/09 12:44
マースが総合管理システムの進化版発表
マースエンジニアリングは9月1日、東京都新宿区の本社で「2016 マースセミナー」を開催。
冒頭、「総合管理システムV2」「V2本部管理システム」「モバイルサービス」という三つの新システムを発表した。
同社では、ホールコンピューター、会員管理、景品管理というホールの三大システムを一つのパソコンで自在に管理できる「総合管理システム」を2012年から発売してきたが、その使い勝手をアップしたのが「総合管理システムV2」。
新たなデータベース技術の採用により、各データの検索処理速度を向上させている。
「V2本部管理システム」は「総合管理システムV2」のオプションとして用意したもので、全系列店のホールコンピューター、会員管理、景品管理のデータを、本部で一括管理できる。
「モバイルサービス」は、スマートフォンなどのモバイル端末により、外出先からでも店舗の状況を確認が可能なシステム。
そのほか、「自動分析サービス」も参考出品し、注目を集めた。
これは、自店の遊技台の稼働データを、同社が提案するP/L指標(会員、非会員の区分けなく、ほぼすべての来店客の遊技履歴から見えてくる新経営指標)をもとに自動分析し、支持率などの評価を下すもの。
セミナーの冒頭、秋山裕和営業本部長は「迫りくる環境変化の中、ホールの方々が進化する一助になりたい」とあいさつ。
セミナーでは、マース戦略データ(MSD)推進グループの澤田陽介マネージャーが、勝ち残り戦略をテーマに講演した。