緒方議員の質問に対して内閣が回答

安倍晋三内閣（署名は内閣総理大臣臨時代理の麻生太郎国務大臣）は11月18日、民進党の緒方林太郎衆議院議員が提出した「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する質問主意書」に答弁。

緒方議員の質問は「射幸心」を中心としたもので、パチンコ営業については「『射幸心を助長』するまでに至らないものであっても、『射幸心をそそるおそれのある』ものに該当し得ると考えられる」などと回答。

その上で、「景品を金銭に交換している現実を政府として把握しているか」との疑問に関して、「賞品の提供を受けた後、ぱちんこ屋の営業者以外の第三者に当該賞品を売却することもあると承知している」との認識を示しつつ、「ぱちんこ屋は、刑法第二編第二十三章における罪の違法性を阻却する必要はないのか」との指摘に対しては、「当該規制の範囲内で行われる営業については、刑法（明治四十年法律第四十五号）第百八十五条に規定する罪（賭博罪）に該当しない」と結論付けている。

提供元:プレイグラフ