ニュース 2016/12/09 12:28
衆議院でカジノ法案を可決
衆議院は12月6日、本会議で「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(通称・IR基本法案)」を賛成多数で可決。
今後は参議院で審議される。
なお、衆議院では同11月30日と12月2日の内閣委員会で同法案を審議したが、パチンコも俎上に。
民進党の緒方林太郎議員が、風適法で規定するパチンコなどの射幸心をそそるおそれのある営業と賭博罪の関連について質問すると、法務省の盛山正仁副大臣は、「一般論として」とした上で、「パチンコが刑法185条の賭博に該当するとしても、同条ただし書きの『一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき』に該当するときは賭博罪に当たらない」などと答えた。
日本共産党の清水忠史議員の「パチンコは店内で換金できない。三店方式でやっているから、風適法の範囲内にあり、違法性が阻却されるということなのだが、IRの中に今のパチンコ店ができたとすると、店内換金も可能になるのか」との質問に対しては、IR議連幹事長を務める岩屋毅議員が「あくまでもパチンコは遊技。質問の前提が適切ではない」と答えた。