新台ウッテミタ『クレアの秘宝伝 女神の夢と魔法の遺跡』
機種情報|クレアの秘宝伝 女神の夢と魔法の遺跡
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酷暑の中、避難先に選んだのはパチンコ屋。
酷暑でも冷夏でもどうせ同じでしょというご指摘はさておき、最近、開店から休憩コーナーまっしぐらの年配者が多いこと多いこと。
クールシェアっていうやつですか。
夕方までずっとそこに居座り続け、なんなら20スロのコーナーよりも空席がないほどの盛況っぷり。
話し相手のいるパチ屋のほうが寂しさも紛らわせるし電気代も節約できるしってことで、おにぎり水筒持参のおばあちゃんも……。
そんなお盆。
朝から一日ゆっくり打てる時間なんてそうそうないので、設定状況は厳しいと予想しながらも打ちに行ってみました。
打ったのは新台の『クレアの秘宝伝 女神の夢と魔法の遺跡』。
未だに残ってるシリーズ2作目『クレアの秘宝伝 ?眠りの塔とめざめの石?』の後継機です。
このクレア3、ポイントを見ていきましょう。
まずは、スペック。
設定 | ボーナス合算 | 出玉率 |
1 | 1/148.9 | 95.7% |
2 | 1/143.1 | 97.9% |
5 | 1/133.2 | 105.3% |
6 | 1/129.0 | 109.4% |
打ちに行った時点で判明していたのは、ボーナス合算確率と出玉率。最近多い4段階設定です。
前作よりもだいぶ高設定域の出率が下がりました。下がったぶん投入率が高くなってくれるといいんですがね。
設定 | ベル | チェリー | 2役合算 |
1 | 1/7.5 | 1/87.1 | 1/6.9 |
2 | 1/7.4 | 1/83.0 | 1/6.8 |
5 | 1/7.2 | 1/77.1 | 1/6.6 |
6 | 1/6.8 | 1/71.7 | 1/6.2 |
そして、小役確率。
スイカにも若干の設定差がありますが、監視すべきはベルとチェリー。
ちなみに、チェリーは2枚の払い出しのあるほうで、リプレイランプが点灯するチェリーチャンス目は除きます。
ベルとチェリーは通常時、RT中ともにカウントできる=サンプルを集めやすいので設定推測の柱となります。
忘れずチェックしたいのが、RB中のキャラ紹介。
誰が、何が登場というよりも、背景の色に注目。
この写真は、一番ベーシックな銅。
これが多いと設定1の可能性が高くなっていきます。
これは銀のパターン。
高設定ほど出やすいようです。
金なら高設定の期待はさらに高まり、赤なら設定5or6が確定します。
今作は、RB中に5回のキャラ紹介があり、5回の出現パターンはシナリオで管理されているとのこと。
1回のRBで、5回すべてが銀以上なら設定5or6が濃厚のようです。
そしてもう1つ。RT終了画面にも設定を特定できるパターンがあります。
本機はBB終了後30GのRTに突入しますが、30G消化したときに終了画面が表示されます。
この写真は基本パターンです。
ちなみに、RT中にRBが成立した場合、RB終了画面がRT終了画面同様、設定示唆となります。
これは、高設定の期待度がほんのりアップするパターン。
これは、高設定の期待度がちょいアップするパターン。
これは、偶数設定示唆のパターン。
これは、設定2以上が確定するパターン。
設定が確定するパターンはこれ以外にもあって、クレア、シャロン、マーヤ3人の体操服は設定5or6が確定、大人になったクレアは設定6が確定します。
現時点で判明している設定推測ポイントはこのくらいです。
ではでは、実戦に移っていきましょう。
前作同様、今作もまた設定はわかりやすい部類と予想されるので、良ければ続行、悪ければ早めの撤退も視野に入れます。
打ち方は、まず、左リールにBARを狙うオーソドックスなチェリー落としで攻めていきま……あ、ズルスベリ! 開始、2G目。目押しミスったかな?
左中段にピラミッドがスベってきたので、中と右に狙うとまさかのピラミッド揃い!
ボーナス確定の強チャンス目です。
設定 | 強チャンス目 |
1 | 1/5461.3 |
2 | 1/4681.1 |
5 | 1/4096.0 |
6 | 1/2730.7 |
この強チャンス目、そこそこ設定差があります。
確率が低いので1回出たくらいではどうこうありませんが、これで半日は粘り倒さないといけませんな。
前作は強チャンス目からのボーナスはBB確定でした。
恐らく今作もそうでしょう。
次ゲーム、左リールにブランク図柄(地図図柄)を狙うと、赤7が中段までスベってきたので、中&右にも赤7を狙うと枚数の多い同色赤BB!
今作は、BBが同色か異色かによって枚数が変わるため、強チャンス目は同色BB確定とかなのかなぁ。
BB中は予告音発生時に2回技術介入し、あとは順押し適当打ち。終了後は、1G目に突入リプが出現し2G目から30GのRTに突入です。
そのRTは、残念ながらボーナスの引き戻しはナシ。すると……。
終了画面が、まさかの設定2以上確定画面! 設定差のある強チャンス目を引き、そのRT終了後に設定1を否定。
ちょっと出来すぎ君じゃありませんか! もしかしたら朝イチ1発目のボーナスは設定示唆要素が出やすいとか、1000G消化までは出やすいとかあるのかも。
最近、そういう機種多いし。
その後も順調にボーナスを重ねます。
ボーナスのメイン契機はチャンス目で、チャンス目後は前作に倣って、逆押しBAR狙いでボーナスを絞り込むというのがベターかなと。
その手順は、まず「右リール中段or下段にBAR」を狙います。
BARが下段に止まったらベル、チェリー、RB、スイカ、赤BB。チェリーやスイカが揃ってボーナスもあり。
この停止型からは、ベル否定で激アツです。
右リール下段にBARが停止したら、中リール枠上2コマあたりに赤7を狙う。
中リールでベルを否定したらボーナスorチェリーの激アツ状態。
「中リール赤7上段」なら赤BBなので次ゲームに赤7狙う。
「中リール赤7中段」ならRBが確定となり、左リールに7を狙って揃わなければ次ゲームに黄RBを狙う。
「中リール赤7下段」ならチェリーなので左リールにチェリーを狙うという感じなんですが、目押し位置によってはチェリーじゃなくRBの場合もあるため左リールは赤7を中段or下段に狙うといいかも。
その際、左リールは赤7を早めに押すと、チェリー時に上段に停止し1枚になってしまうので、しっかり中段or下段に押して、下段停止の2枚を獲得したいところ。
上段無効の4ライン機なので。
右リール上段にクレアが停止したら、ハズレ、スイカ、黄BB、赤黄BB、黄赤BB。
ここからチェリーが揃って、チェリー+黄ケツボーナスの可能性もあり。
中リール枠内に赤7の3つ下のスイカを狙い、赤7が中段までスベってきたら赤黄BBなので、左リールに赤7を狙う。
スイカが中段ならハズレ、スイカ、黄BB、黄赤BBなので、左リールにスイカを狙う。
その際、ハズレなら次ゲームは、左リール中段にピラミッドをビタ押しし、3連クレアがスベってきたら黄BBを狙い、「クレア・クレア・リプ」なら黄赤BBを狙うといった感じ。
左リール中段にピラミッドがビタ止まりしたときは、中&右リールにスイカをカバーすることもお忘れなく。
スイカやチェリーのケアはいいやというなら、左リール3連狙いで3連が止まれば黄BB、止まらなければ黄赤BBを狙うというのもありかと。
高確率中など、リール枠が白く発光し、大抵はリプレイなのにスイカが取れたこともありました。
7枚のスイカと2枚(1枚)のチェリーをしっかりケアしつつボーナスを揃えようと思うと、ビタ押しが必要だったり面倒くさいのでそこは目を瞑って、ボーナス優先で狙っていくのもありかなと。
通常時40分の1で出現するチャンス目のたびに、これをきっちりやっていくのは結構手間なので。
個人的には、衝撃の中押しも好き。中リール下段にピラミッドをビタ押しし、赤7が中段までスベってきたら赤頭ボーナスの1確。
たぶん。チェリー+赤頭ボーナスの可能性もあり。
種なしチェリーやスイカのときは中リール中段にスイカが止まります。
ただ、ピラミッドのビタ押しが1コマ遅いと、普通に赤7が中段に止まるのでご注意を。
あとは、一番最初に書いたように、左リールにブランク図柄(地図図柄)を狙って、小役狙いをしつつ赤頭ボーナスを狙っていくのもあり。
ブランクを中段にビタ押ししたとき、赤7が中段までスベってきたら赤BB。
赤7が上段なら、右リール下段にBARをビタ押しし、赤RBと赤黄BBの両方をカバー。
まぁ、そんな感じで、ボーナス成立後のリプレイ確率アップに加え、揃えるまでの手間などで、実際のボーナス出現率はボーナス確率に数ゲーム加算されたものとなるので、データカウンタのボーナス出現率から善し悪しを判断する場合は、その辺りも加味して甘く見積もることが大事ですかね。
そんなこんなで、ボーナスはテンポよく当たります。
けど、小役がイマイチ。ベル200回の時点で7.50分の1。
これは設定1並みの数値。まぁでも、設定2以上は確定しているし、ヤメる理由はありません。
設定 | RT中ハズレ |
1 | 1/5.3 |
2 | 1/5.2 |
5 | 1/5.1 |
6 | 1/4.9 |
一応、RT中のハズレ確率にも設定差があります。けど、大差ないので、気休め程度という感じでしょうかね。
半日で消化できるRTゲーム数なんて500Gいかないでしょうし。
この機種をストレスなく打つコツは、レバーON時に演出がなければ適当打ちで済ますこと。
レバーで演出がなければ今のところレア役はなさそうなので、期待もせず適当打ちでいいかなと。
前作では、レバーで演出がなくてもボタンを押したときにゆらーりが出現しチャンス目というパターンがあったけど、今作ではそのパターンも今のところ確認されず。
まぁ、チャンス目がもし成立してても内部的にリプレイだし、取りこぼしには関係ないし。
それと、この機種を楽しむ上で重要なのが、打ち方のリズム。
レバー→左からタタタンと普通は止めてしまうけど、レバーで演出が発生したときは左でタンと一度手を止めたい。
というのは、チャンスパターンが出現するのが第1停止時だから。
なので、左からタタタンではなく、タンタタンとすることで、演出の強弱をしっかり確認しようというのが狙い。
特に、この突破ミッションや拾得ミッションのときは第1停止が重要。
これらの演出はレア役後でなければ、ほぼスイカorチェリーの演出(たまにチャンス目も)で、ボーナスと同時当選なら強パターンが出現しそのまま演出成功となるケースも。
第1停止時に強パターンが出てハズれたことがないので、ここはしっかりチェックしたい。
とまぁそんな感じでストレスを貯めず打ち続けたわけですが、どうも各種数値が上がってこない。
朝イチのRT終了画面で設定2以上が確定しましたが、たぶんそういうことなんでしょうね。
G数 | フラグ | ボーナス契機 | 備考 |
3 | 赤BB | 強チャンス目 | 投資1K |
128 | 黄RB | チャンス目 | |
9 | 赤BB | チャンス目 | |
17 | 赤BB | チャンス目 | |
39 | 赤RB | チャンス目 | |
101 | 赤黄BB | チャンス目 | |
238 | 赤黄BB | チェリー | |
163 | 赤RB | チャンス目 | |
108 | 赤BB | チャンス目 | |
158 | 赤RB | チャンス目 | |
321 | 赤RB | チャンス目 | |
97 | 黄BB | チャンス目 | |
160 | 黄BB | チャンス目 | |
5 | 赤BB | チャンス目 | |
24 | 黄RB | チェリー | |
183 | 赤RB | チャンス目 | |
29 | 黄赤BB | 横スイカ | |
72 | 黄BB | チャンス目 | |
15 | 黄RB | チャンス目 | |
134 | 黄RB | チャンス目 | |
212 | 赤黄BB | チャンス目 | |
134 | 黄RB | チャンス目 | |
15 | 黄RB | チェリー | |
228 | 黄赤BB | チャンス目 | |
89 | 黄RB | チャンス目 | |
313 | 黄RB | チャンス目 | |
61 | 赤RB | チャンス目 | |
387 | 黄RB | チェリー | |
13 | 赤黄BB | チャンス目 | |
179 | 黄BB | 斜めスイカ | |
421 | 黄RB | チャンス目 | |
108 | 黄RB | チェリー | |
124 | ヤメ |
総ゲーム数 | 4,288 | ||
総ボーナス回数 | 32 | (1/134.0) | |
総BB回数 | 15 | (1/285.9) | |
総RB回数 | 17 | (1/252.2) | |
内) | 赤BB | 5 | (1/857.6) |
黄BB | 4 | (1/1072.0) | |
赤黄BB | 4 | (1/1072.0) | |
黄赤BB | 2 | (1/2144.0) | |
赤RB | 6 | (1/714.7) | |
黄RB | 11 | (1/389.8) | |
総投資 | 1,000 | ||
獲得枚数 | 315 | ||
換金 | 6,500 | ||
収支 | 5,500 |
4288G回してベルは561回(1/7.64)、チェリーは50回(1/85.8)、合算で611回(1/7.02)。
設定1以下の数値です。RT中のハズレは5.81分の1とこれまた設定1以下。
設定2以上確定しているので、恐らく2でしょう。
それでもRB中のキャラ紹介で金パターンが出現するなど期待させられる場面もありました。
ちなみに、RB中のキャラ紹介は今回全部で85回あり、75%が銅、22%が銀、2%が金でした。
この実戦後、ボーナスの詳細なども判明。
設定 | 赤BB | 黄BB | 同色BB合算 | 赤黄BB | 黄赤BB | 異色BB合算 | 赤RB | 黄RB | RB合算 |
1 | 1/1057.0 | 1/1092.3 | 1/537.2 | 1/1040.3 | 1/1074.4 | 1/528.5 | 1/675.6 | 1/675.6 | 1/337.8 |
2 | 1/1170.3 | 1/910.2 | 1/512.0 | 1/1191.6 | 1/923.0 | 1/520.1 | 1/704.7 | 1/590.4 | 1/321.3 |
5 | 1/862.3 | 1/1170.3 | 1/496.5 | 1/873.8 | 1/1191.6 | 1/504.1 | 1/528.5 | 1/618.3 | 1/284.9 |
6 | 1/1057.0 | 1/840.2 | 1/468.1 | 1/1129.9 | 1/885.6 | 1/496.5 | 1/601.2 | 1/516.0 | 1/277.7 |
設定 | 赤頭ボーナス | 黄頭ボーナス |
1 | 1/295.21 | 1/300.62 |
2 | 1/321.25 | 1/258.02 |
5 | 1/238.31 | 1/302.01 |
6 | 1/286.18 | 1/234.90 |
ボーナスを大きく赤頭ボーナスと黄頭ボーナスに分類すると、偶数設定は黄頭ボーナスが出やすく、設定5は赤頭ボーナスが出やすい傾向に。
設定 | 斜めスイカ+BB |
1 | 1/5461.3 |
2 | 1/5461.3 |
5 | 1/4096.0 |
6 | 1/2730.7 |
また、斜めスイカとの同時当選ボーナス(BB確定)にも、強チャンス目と同じような確率差が存在しました。
ちなみに横スイカのボーナス期待度は5.1%と全設定共通です。
今作になって通常時から演出モードを選べたりと、以前よりも演出面の楽しみ具合は増した印象です。
初代が、リプレイ後5G間、ベル後6G間、チャンス目を引いてもプチRTに移行しない仕様でしたが、今作はその移行しない区間がだいぶ変更された感じがします。
RT終了後やボーナス終了後など、起点が特定できる場面から毎ゲーム成立役をメモり、チャンス目後にプチRTに移行するかどうか見てみましたが、今作はベル後は特に関係なさそう。
その代わりリプ後は8Gくらいに伸びてる感じがします。
この手のプチRT機は、内部を推測しながら「今はリプ確上がらないはずなのにリプ連してる!!」と、矛盾からボーナスを察知する楽しさもあります。
まだ内部システムを特定するには至ってないので、冒険の旅はしばらく続きそうです。
(C)DAITO GIKEN,INC.