業界団体ニュース 2019/02/05 14:28
日電協が不正改造ゴト事案の報告書を作成
このほど、日電協は2012年から2017年末までの6年分と、2018年上半期までに認知した事案をとりまとめて、報告書を公表した。
回胴式遊技機における不正改造ゴト事案とは、遊技機の内部に不正な改造を施すもので、例えばサブ制御基板における不正ROMとの交換、同基板のRAMの改竄、その他不正部品の取り付け等によるものである。
報告書では、犯行手口の高度化・巧妙化に苦慮しているのが実情で、不正改造ゴト事案でのホールの損害額は全体で約250億円以上に達していると推測。
このような実態と問題点を踏まえ、組合として対策を講ずることは当然のことながら、業界団体や行政と情報を共有し、被害届の提出、犯罪の追及・検挙など、官民挙げて厳しく対応していくことが必要であり責務である、としている。
内容は、不正改造ゴト事案の状況、不正改造ゴト事案から見たゴト犯罪の重大性、ゴト犯罪への今後の対応について詳細に報告されている。