業界団体 2019/02/08 00:00
14団体、依存対策とともに業本来の役割にも専念
業界14団体は1月29日、東京都港区の「第一ホテル東京」で「パチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会」を開催。約450人が出席した。
当該14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会の阿部恭久代表(全日遊連理事長)は、昨年の依存問題対策について、「課題だった、業界の依存対策を評価する第三者機関について、年末より『パチンコ・パチスロ産業依存対策有識者会議』との名称で活動を開始。また、ホールにおける依存対策の状況調査も、遊技産業健全化推進機構の協力のもと、5月からの実施に向けて着実に進行している」とした上で、「今年も依存問対策を最優先に取り組むのは当然として、それだけに終始せず、業本来の役割である“過度な遊技を抑制しつつ、魅力ある娯楽の提供”にも努めていかなければならない」と抱負を語った。
来賓祝辞では、警察庁保安課の山田好孝課長が登壇。「『安心パチンコ・パチスロアドバイザー』の配置・運用を始め、業界ではすでに数多くの依存問題対策に取り組んでもらっているが、今年はそれらの強化とともに、新たな対策についても検討・実施を期待している」と述べた。