特集 2019/02/15 09:00

『蒼天の拳朋友』解析情報　～勝舞に乱舞に力が入る～

『蒼天の拳朋友』解析情報　～勝舞に乱舞に力が入る～
▼機種情報：パチスロ蒼天の拳朋友（サミー）
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1月7日に登場し、1ヵ月半が経過した今も人気を維持している『蒼天の拳朋友』。攻略の糸口となる内部数値が出揃ったので今回はそれをお伝えしていこう。

『蒼天の拳朋友』解析情報　～勝舞に乱舞に力が入る～
本機はリアルボーナス「バトルボーナス（BB）」のループで出玉を増やすタイプ。ただし、ノーマルタイプとは異なり、ボーナス高確「死合の刻」（以下、死合）に突入することでボーナスの連打が期待でき、ノーマルタイプにはない出玉の塊を掴むことができるゲーム性だ。

初当たり確率と出玉率
設定	死合の刻	天授の儀	出玉率
1	1/340.2	1/15184.8	97.5%
2	1/330.6	1/14545.2	98.7%
3	1/320.6	1/14396.6	100.1%
4	1/297.6	1/13330.0	103.5%
5	1/283.8	1/12737.3	106.8%
6	1/269.9	1/12000.6	110.1%

ここからはゲームの流れに沿いながら、数値を交えて解説していこう。
ボーナス高確は死合のほかに、上位版の「天授の儀（以下、天授）」も存在。この天授には、通常ゲームからの突入と死合からの昇格があり、前者の確率は設定6でも12001分の1と極めて低い。

通常ゲーム中の目指すべきところは死合となり、その死合にはレア役を契機に突入する。チャンスゾーンなどは存在しない「レア役で状態を上げ前兆に移行すれば確定」という北斗シリーズの王道とも言えるシステムだ。
状態は、低確、通常、高確、前兆の4種類。状態の昇格契機はレア役。

「状態別」初当たり確率
設定	低確	通常	高確
1	1/449.3	1/343.2	1/81.9
2	1/436.2	1/334.9	1/79.6
3	1/422.4	1/326.1	1/77.5
4	1/391.0	1/308.6	1/72.0
5	1/372.0	1/296.8	1/69.3
6	1/354.1	1/285.2	1/66.3

この表は状態別の初当たり確率。高確に移行すれば初当たり確率は大幅アップとなる。

「小役別・状態別」初当たり期待度
小役	低確	通常	高確
弱チェリー	-	-	0.4%
強チェリー	25.0%	25.0%	100%
最強チェリー	100%	100%	100%
弱スイカ	-	-	3.1%
強スイカ	6.3%	6.3%	50.0%
弱チャンス目	-	-	3.1%
強チャンス目	12.5%	18.8%	100%

こちらは小役別の期待度。強チェリーは低確や通常なら25％で初当たりにつながり、高確なら確定だ。この辺りは北斗シリーズ伝統の期待度と言える。

そんなゲームの鍵を握るレア役は、通常遊技で出現するものと、擬似遊技（七星カウンターMAXで発動）で出現するものが存在する。

通常ゲーム中の小役確率
小役	全設定共通
リプレイ	1/10.23
強チェリー	1/364.09
最強チェリー	1/16384.00
弱チャンス目	1/81.92
ハズレ	1/3.29

こちらは設定差のない小役の確率。強チェリーは七星カウンター非作動のもの。

通常ゲーム中の小役確率
小役	設定1	設定2	設定3	設定4	設定5	設定6
1枚役	1/3.31	1/3.35	1/3.39	1/3.50	1/3.56	1/3.64
ベル	1/3.90	1/3.85	1/3.79	1/3.67	1/3.59	1/3.52
弱チェリー	1/69.72	1/69.72	1/69.72	1/68.99	1/68.99	1/68.27
強チェリー	1/291.20	1/280.32	1/268.34	1/241.56	1/226.96	1/212.58
宿命チェリー	1/24752.00	1/23827.56	1/22809.06	1/20532.20	1/19291.89	1/18069.47
弱スイカ	1/100.82	1/100.82	1/100.82	1/100.82	1/99.30	1/97.81
強スイカ	1/291.20	1/280.32	1/268.34	1/241.56	1/226.96	1/212.58
強チャンス目	1/291.20	1/280.32	1/268.34	1/241.56	1/226.96	1/212.58

こちらは設定差のある部分。こちらの表の強チェリーは擬似遊技で出現のもの。強スイカ、強チャンス目、宿命チェリーは擬似遊技でしか出現しない。宿命チェリーは、その後宿命の刻へ移行する超レア役。ちなみに、宿命の刻に移行した時点で初当たりが確定し、16G間にレア役を引ければ天授が確定する。

擬似遊技は発生すれば強レア役が確定し、その擬似遊技が発生するキーとなるのがサブ液晶の七星カウンターだ。

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普段閉まっているサブ液晶が開けば七星カウンターが発動。開く契機として小役とゲーム数の2パターンが存在。
小役での発動抽選は、レア役ならチャンスとなり強チェリーや弱スイカは発動確定。

ゲーム数での発動抽選は、50G、100G、150Gは発動のチャンス、200Gは発動確定。この50G刻みのゲーム数は、そのゲームでの成立役で発動抽選が行なわれ、50Gの場合はリプレイ・ベル・ハズレでも12.5％で発動となり、100Gの場合は25％、150Gの場合は50％と発動率が倍化していく。このゲーム数はサブ液晶の上部に表示される数値でいつでも確認が可能だ。

七星カウンターが発動したら、あとは小役の連続を期待するだけ。七星カウンターは小役で点灯、ハズレで消灯を繰り返しながら7個もしくは死兆星を含む8個点灯となれば擬似遊技に発展。強チェリー、強スイカ、強チャンス目、宿命チェリーのいずれかが出現となる（宿命チェリー以外の出現比率は均等）。

七星カウンターがMAXになる確率は1/54.6（設定6）～1/69.8（設定1）。小役確率が高い高設定ほど七星カウンターはMAXになりやすい。

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通常遊技、擬似遊技問わずレア役で前兆状態へ移行すれば、最大32Gの前兆演出を経ていよいよ死合へ突入だ。

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死合はBBが確定している状態。まもなく「BATTLEを狙え！」演出が発生。

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BATTLE図柄を揃えることでBBがスタート。

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BB中はバトル演出が発生し、負けなければ再度死合に戻る。BBは内部的に継続率管理となっていて、継続率は66％、75％、80％、84％、89％の5種類。

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BBは対戦相手によって期待度が変化。対戦相手は、霊王≪張太炎≪ヤサカ≪劉宗武（軍服）の順に期待度アップ。

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さらに継続率以外にも勝利ストックの概念があり、BB中「朋友共闘」が発生すれば継続＋ストック1個以上が確定だ。

対戦相手別期待度
相手	敗北	継続	復活+継続	朋友共闘	昇天（天授）
霊王	51.8%	44.0%	2.7%	1.3%	0.2%
張太炎	36.1%	57.3%	3.2%	3.0%	0.4%
ヤサカ	12.4%	54.4%	5.5%	25.7%	2.0%
劉宗武（軍服）	0.0%	32.6%	0.0%	0.0%	67.4%

ヤサカは朋友共闘のチャンス。

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BB中は設定示唆要素が豊富なので忘れずチェックしたい。
まず、継続確定後の場合、ムービー中にリール上部LEDが点滅したら、左リール上段＆中段に羅龍盤図柄をビタ押しすると、LEDの色とボイスで設定を示唆。

ビタ押し成功時の演出
LED	ボイス	示唆内容
白	田学芳「さっすがぁ」	高設定示唆
青	エリカ「やったねっ」	偶数設定示唆
	夏文麗「やるわね」	偶数設定示唆
	美福「さすがです」	設定4以上濃厚
赤	黄西飛「グッジョブ」	高設定示唆
	羅虎城「褒めてやろう」	設定2以上濃厚
	女性ナレーター「ヨクヤッタ」	設定2以上濃厚
	玉玲「おめでとう」	設定5以上濃厚
	葉「たまらねぇんだ」	設定6濃厚

敗北の場合は、キャラ紹介が発生。
青背景の味方キャラは基本パターン。ただし、美福庵主は偶数設定示唆（強）。
赤背景の敵キャラは偶数設定示唆、劉宗武なら偶数設定＋復活示唆。紅華会一同は高設定示唆。
紫背景の羅虎城は設定2以上濃厚。
キリン柄背景の道士は設定5以上濃厚（復活時のみ出現）。
また、敗北の場合は結果画面の背景でも設定を示唆。
何もなしが基本パターンで、北斗七星出現は高設定の期待度アップ、拳志郎は設定2以上、玉玲は設定5以上が濃厚（ただし復活時は除く）。

その際、サブ液晶にサミートロフィーが出現すれば種類で設定を示唆。トロフィーが銅なら設定2以上、銀は設定3以上、金は設定4以上、キリン柄は設定5以上、虹は設定6が濃厚だ。
サミートロフィーはBB終了時以外に、天授終了時、「蒼龍天羅!!の巻」エピソード終了時、「エンディング」終了時に出現する可能性があり、出現率はプレイ開始から1000Gまでは特に出やすく、それ以降8000Gまで消化ゲーム数が増えるほど出やすくなっている。

さらに、「蒼龍天羅!!の巻」エピソード終了時、「エンディング」終了時にPUSHボタンを押すと、筐体上部セグに表示される文字と色でも設定を示唆。

表示なしが基本パターンで、Good（青）は設定2以上、Goood（黄）は設定3以上、Gooood（緑）は設定4以上、Goooood（赤）は設定5以上、Gooooood（虹）は設定6が濃厚だ。
こんな感じでBB継続時、敗北時ともに設定推測ポイントがあるため忘れずチェック！

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ここで話を戻すと、BBで継続が確定したら、消化後に再び死合に戻り、「BATTLEを狙え！」演出を待つというのをBBで負けるまで繰り返す。

死合中はレア役で勝利ストックが期待できるほか、リール停止時にエフェクト発生で「天授ポイント」を獲得できる。この天授ポイントが一定数に到達すると天授に昇格。その天授についてはのちほど。
死合中に「BATTLEを狙え！」が発生し揃えたら再度BBへ。この狙え演出は背景色が異なる4種類があり、青≪緑≪赤≪虹の順に継続期待度がアップ。

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BBに突入し、負けると引き戻しゾーン「伝承試練」へ。

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伝承試練は1セット32GのST型。伝承試練中は小役で「へぷぽ」の獲得を抽選し、規定のへぷぽに到達すると伝承勝舞に発展。伝承勝舞で4人を倒せば死合に再突入となる流れだ。伝承勝舞突入でSTがリセットされるのではなく、伝承勝舞で一人倒すとリセットとなるので注意。
伝承試練は内部的にA～Fの状態が存在。試練突入時にまず状態を抽選。

伝承試練開始時の状態振り分け
状態	死合後	天授後
A	13.2%	-
B	30.6%	-
C	42.0%	-
D	14.2%	-
E	-	32.0%
F	-	68.0%

死合後と天授後では振り分けられる状態が異なる。

伝承試練開始時の状態別モード振り分け
状態	低確モード	通常モード	高確モード
A	99.2%	0.4%	0.4%
B	87.5%	12.1%	0.4%
C	75.0%	21.9%	3.1%
D	62.5%	31.3%	6.3%
E	84.4%	12.5%	3.1%
F	50.0%	37.5%	12.5%

この表は状態別のモード振り分け。モードは、低確、通常、高確の3種類。
状態とモードという言葉が出てきたのでそれぞれ何に影響するかというと……

●状態……モード振り分け、規定へぷぽに影響
●モード……へぷぽ獲得数に影響

となり、状態が良いほど規定へぷぽが少なく伝承試練に発展しやすく、モードが良いほどへぷぽの獲得が優遇される。
伝承試練中はハズレと1枚役でモード移行抽選を行ない、昇格も降格もどちらも発生する。

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小役で獲得したへぷぽが規定数に達すると前兆演出を経由して、伝承勝舞に発展。へぷぽの規定数は100～1000まで100刻みで都度設定される。ただし、撃破人数が0の場合は規定へぷぽは300以内。
伝承試練中のレア役はへぷぽ獲得に加え、伝承勝舞直撃や「へぷぽ乱舞」への突入抽選も実施。

伝承試練中のレア役での抽選
小役	へぷぽ乱舞（低）	へぷぽ乱舞（中）	へぷぽ乱舞（高）	伝承勝舞
強チェリー	71.9%	18.8%	3.1%	6.3%
弱レア役	9.4%	2.3%	0.4%	0.4%

弱チェリー、弱スイカ、弱チャンス目の弱レア役は期待度が低め。強チェリーは、へぷぽ乱舞or伝承勝舞直撃が確定。伝承勝舞直撃が選択された場合、勝利期待度が通常よりもアップする特徴あり。

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レア役後最大4Gの前兆を経てへぷぽ乱舞に突入。へぷぽ乱舞中は毎ゲームへぷぽの上乗せが発生。へぷぽ状態（高中低）で獲得できるへぷぽ数が変化。
へぷぽ乱舞は3Gの保証期間終了後、1枚役で終了抽選を実施。終了確率はへぷぽ乱舞（中・低）で50％、へぷぽ乱舞（高）で62.5％。

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また、伝承試練中に「BATTLEを狙え！」からBATTLE図柄が揃ってATに再突入というパターンも存在。これはハズレ時の一部で発生する直撃パターンで、伝承試練の残りゲーム数と伝承状態によって発生率が変化。

発生率は……

●伝承試練残り7G以上……状態問わず0.4％
●伝承試練残り6G以下……状態Aは0.4％、状態B～Dは3.1％、状態E・Fは6.3％
●へぷぽ乱舞中……状態（低）は0.4％、（中）は1.2％、（高）は0.4％

となり、へぷぽ乱舞中（高）なら天授も確定。
これとは別に、伝承試練中に死合ストックを獲得するパターンも存在。その場合、楽曲が変化し次回のBBは継続濃厚に。

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伝承試練中に規定へぷぽ到達で突入する伝承勝舞。戦うのは全部で4人。

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バトル中は成立役で勝利抽選を実施し、対戦相手によっても期待度が変化。ベルでチャンス、レア役なら勝利が確定だ。

伝承勝舞中の対戦相手別勝利期待度
小役	シュケン	鉄心	イザヤ	龍斎
ハズレ・1枚・リプ	5.9%	10.2%	16.0%	24.2%
ベル	50.0%	60.2%	70.3%	80.1%
レア役	100%	100%	100%	100%

伝承勝舞で勝利したら次の相手と連闘となり、4人全員撃破で死合（天授）へ、負けると伝承試練へ。

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伝承試練で規定へぷぽへ到達しないままラストを迎えると、伝承勝舞チャレンジが発生。このチャレンジは保有しているヘプポに応じて伝承勝舞への突入を抽選するもので、へぷぽが0なら突入確定、へぷぽが10以上なら多く貯まっているほど突入期待度がアップ。また、ここでレア役を引くと死合（天授）へ突入する可能性あり（弱レア役で12.5％、強チェリーは確定）。

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とまぁ、こんな感じで一連の流れを紹介してきたが、ここで大量獲得の鍵を握る2大要素について解説していこう。
まず一つ目は天授。天授は死合の上位版という位置付けで、継続率管理の死合に対し、天授はセット数管理。

天授突入時のセット数振り分け
セット数	振り分け
1	24.5%
2	35.1%
3	29.9%
4～12	各0.8%
13～19	各0.5%
20・21	各0.2%
平均	3.0セット

天授突入時のセット振り分けは最低1セット、最高21セット。平均3セットが期待できる。
天授突入画面にも設定差が存在。オーラの色は紫と虹があり、高設定ほど後者が選ばれやすい。天授は連チャン性能が低い代わりに引き戻し性能が高いため、突入画面はサンプル数は稼ぎやすい。

天授突入画面振り分け
設定	紫オーラ	虹オーラ
1	88.0%	12.0%
2	87.1%	12.9%
3	85.7%	14.3%
4	82.5%	17.6%
5	79.9%	20.1%
6	75.4%	24.6%

天授は規定のセット消化後（敗北後）は、死合後同様、引き戻しゾーン「伝承試練」へ移行。先ほど説明したように、天授後は伝承状態が優遇されるため引き戻し性能もアップし、さらに引き戻し時は天授へ突入するため、天授バトルで敗北後もまだまだ気が抜けない。ちなみに、天授突入時の期待枚数は1250枚。

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そして、もう一つのプレミアム「蒼天乱舞」。初当たり時に突入しやすい蒼天乱舞は、龍が咆哮するごとに勝利ストックを獲得。平均ストック数は4個と、これだけで約500枚が期待でき、その後の展開も考えたらかなりの枚数が期待できる。

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以上、通常ゲームから引き戻しゾーン「伝承試練」まで主要な内部数値を交えながら要点を解説してきた。BB1回あたり約120枚獲得（1G純増約6枚）でき、それが66％以上で継続するのだから、体感できる出玉スピードはかなりのもの。BBで敗北しても、引き戻しゾーンで引き戻す確率もかなり高くさぁこれからと気持ちを切り替えられるバランス具合も好感触と言える。

最後に1点。データカウンタで大ハマリしている台を見つけたらサブ液晶にタッチし、下段に表示されているゲーム数をチェックすることをお忘れなく。ボーナス終了後1200G以降で初当たり確率が大幅アップとなるものの、この1200Gというのはデータカウンタではなくサブ液晶下段のもの。プレイ中に間違ってBATTLE図柄が揃った場合などに天井ゲーム数がリセットされるため、データカウンタではなくサブ液晶下段のゲーム数をしっかりチェックしたい。
また、伝承試練終了後の即ヤメも危険と言える。設定1でも、即前兆へ移行する確率が死合後で6％、天授後は22.7％もあるためだ。青オーラ大や入賞LED色矛盾など高確示唆の演出に注意しながらしばらく様子を見るようにしたい。