業界団体 2019/03/01 00:00
全国の青年部会員が10回目の交流会
全国の都府県遊協青年部会が親睦を深める「第10回全国遊技業青年部交流会」が2月21日、鹿児島市の「ホテルレクストン鹿児島」で開催。
幹事を担当した鹿児島県遊協青年部会(西川雄一部会長)をはじめ、19都府県の青年部会員ら、104人が参加した。
西川部会長は「昨年、遊技業界では11月時点で417店舗も減少し、約20年でゼロになろうかという勢い。そんな中、記念すべき10回目の交流会に100人を超える参加者が集まったことは、非常に喜ばしいこと」とあいさつ。
交流会では、日工組の渡辺圭市技術担当理事とフリーライターのPOKKA吉田氏、九遊連青年部の新冨雅哉部会長が登壇し、「遊技機動向について」と題したパネルディスカッションを行った。
渡辺理事は磁石につかない玉が封入式となった、いわゆる管理遊技機の進捗について触れ、「パチンコについては、年内目標に盤面裏の構造や枠の形を全メーカー共通にした形で、数社同時に試験に持ち込む予定」と語った。
また、パチスロの管理遊技機に関して吉田氏は、「メダルレスパチスロは、理論的にはリールと基盤だけで作れるので、非常に単純」と述べ、実際の開発期間はパチンコより、スピーディーになるのでは予想する渡辺理事の意見に賛同を示した。