業界団体 2019/03/29 00:00
全遊振セミナー、喫煙専用室で休眠客の掘り起こしを
全遊振(曽我部康二会長)は3月14日、東京都台東区の「上野ホテルパークサイド」で第7期第3回セミナーを開催。
管理職を対象としたコーチンング研修などを行うヒトスパイスの野本知里代表とホール営業を支援するトータル・ノウ・コネクションズの髙橋正人社長が登壇した。
高橋社長は、2020年4月施行の改正健康増進法に伴う、ホールの受動喫煙対策について自論を展開。施設の全面禁煙はホールだけの問題ではないと念押しした上で、「来年4月以降、飲食店や公共施設などが全面禁煙となったとき、自店の喫煙専用室の利用を、周辺の喫煙者にPRして誘導する」を提案。
その中でも、現在パチンコをやめている喫煙者をいかにホールに近づけさせるかが重要になるとし、「例えば、喫煙専用室も、入店しなければ使えない屋内型ではなく、ホールに隣接、自由に利用できる屋外型にすることで、休眠ユーザーを発掘するチャンスにつながるのではないか」との考えを示した。