業界団体 2019/05/10 00:00
関西遊商が新QRシステムに関する講習会
関西遊商(草加和徳理事長)は4月24日、大阪市の「難波御堂筋ホール」で新QRシステムに関する取扱主任者リーダー及び書類作成責任者への講習会を実施。88社から145人が参加した。
機械対策委員会の小西哲也委員長は、新QRシステム移行の理由について、「現在のQRシステムが12年経過し、通信のセキュリティーに対応するため」と説明。「ガラケーとリーダーからスマホ一体型リーダーに、インストール型からクラウド型に変更することになった」と述べた。
次に、全商協新QRシステムプロジェクトチームリーダーでもある北大将常務理事が、書類作成に関して新システムの変更点を解説。さらに、作業手順については事務局から説明があり、基本的な作業項目に変更はないことを確認。「顔認証の送信と位置情報の取得が同時に自動で行われることは、作業の軽減につながるはず」とした。
その後、受講者は新端末を実際に操作しながら、顔認証やQRコードの読み取り、データの送信といった一連の作業を体験。不明な部分はその都度、担当者に確認していた。なお、新QRシステムの正式導入は5月末ごろを予定している。