業界団体 2019/05/31 00:00
21世紀会が初の「依存問題フォーラム」
パチンコ・パチスロ産業21世紀会(阿部恭久代表)と全日本社会貢献団体機構(杉浦正健会長)で構成するパチンコ・パチスロ依存問題フォーラム実行委員会は5月14日、東京都中野区の「なかのZERO」で「パチンコ・パチスロ依存問題フォーラム」を開催。
同フォーラムは、4月19日に閣議決定した「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」で、「ギャンブル等依存症対策問題啓発週間」(5月14日~20日)に啓発資料を配布し、シンポジウム・講演会を実施することが求められたことを受け、開かれたもの。
第1部では、阿部代表の基調講演、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)に出向したホール従事者5人によるパネルディスカッションなどを実施。
第2部では、RSNの西村直之代表による基調報告と、さまざまな依存問題の相談者をサポートする浦和まほろ相談室の高澤和彦代表ら、6人が事例報告を行った。
高澤代表は「ギャンブル依存症の悪いイメージから、家族が一方的にやめろと言うばかりではプレッシャーになってしまう。相談者の意思を確認し、もう一歩深いところで依存症を理解してほしい」と訴えた。