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日電協、役員改選で理事長に兼次民喜氏が就任

6月14日、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は、パレスホテル東京にて、第39回通常総会ならびに懇親会を開催した。

記者会見で、役員の改選が行なわれたことが発表され、新理事長に筆頭副理事長だった兼次民喜氏が就任。
新役員の詳細は以下のとおり。

○理事長 兼次民喜
○筆頭副理事長 小林友也
○副理事長 片田富穂、岩堀和男
○専務理事 飯島久司
○常務理事 平野薫美
○理事 国本籍雄、吉国純生、信田裕一郎、國吉和宏、大泉秀治
○監事 沖田勝典
○相談役 里見治、石原昌幸、佐野慎一

(敬称略)

前理事長の佐野慎一氏は「サブのメイン化をできたことは良かったが、規則改正後の機械性能がここまで低くなり、何とかなると思っていたが厳しい現状におかれてしまった。兼次新理事長を全面的にバックアップして、前に進んでいきたい」と締めくくった。

新理事長の兼次民喜氏は「非常に大変な時に、大変な役を仰せつかったという思いでいっぱい。これからもよろしくお願いします」と挨拶。
当面の課題については“魅力ある6号機の開発と市場への早期提供”とし、「適合率が低く、予想以上に低調な状態が続いているが、一刻も早くこの状況を改善するために行政にもこれまで以上に相談し、組合員一同なお一層の努力をしていきます」と決意を述べた。


平成30年度(平成30年4月1日から平成31年3月31日)の日電協証紙発給枚数は、昨年より約18%少ない336,305枚と発表された。


令和元年度の事業方針としては以下のとおり。

○遊技産業を取り巻く状況に適合した遊技機の開発と環境整備
1. メダルレス遊技機の実現に向けた積極的な取り組み
2. 規則特許の許諾に係る適正な運用
3. 射幸性の抑制・健全化の推進及び遊技産業の生産性向上のため(若しくは生産性向上の阻害要因除去のため)の行政に対する積極的な提言・働きかけ
4. パチスロプレイヤー調査の継続的実施


○健全化・セキュリティ対策の推進
1. 不正改造ゴト対策の推進と発生時における迅速で毅然とした対処
2. 流通過程における遊技機の不正改造ゴト等の撲滅


○依存問題等に対する取り組み
1. 依存問題に対する取り組みの強化
2. 「パチスロサミット2019」の実施
3. CSR(Corporate Social Responsibility)活動の推進
4. 仕事のやり方や仕事を行なう環境の改善

 

また記者会見後の懇親会では、都合で臨席できなかった警察庁生活安全局保安課山田課長のご挨拶を専門官が代読。
続いて、全日遊連 理事長 阿部恭久氏、衆議院議員の田中和徳氏と秋元司氏、日遊協 副会長 大久保正博氏、が挨拶を行なった。

 

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