業界団体 2019/06/21 00:00
奈良は相羽理事長が勇退、掛川章男氏が新理事長に
奈良県遊協は6月7日、奈良市の「ホテル日航奈良」で第53回通常総会を開催。
相羽宗一郎理事長は「広告宣伝の自主規制を制定し、4月1日付けで運用している。広告宣伝がエスカレートすれば、内容次第では社会の動きと逆行することになり、業界の足をひっぱることになる」と話し、順守するよう、求めた。
任期満了に伴う役員改選では、4期8年務めた相羽理事長が勇退。新理事長に掛川章男副理事長を選任。
また、渡辺博治副理事長が留任したほか、平川猶基副理事長、福田守秀専務理事、中山雅照会計理事が、新執行部として選出された。
来賓として奈良県警生活安全部生活安全企画課許認可審査の荻原守室長、同生活安全部の猪岡磯好参事官らが臨席。荻原室長は講話の中で、「依然として、特定日に特定の遊技機を示し、イベントを開催して、射幸心をそそるなどの事案が発生し、実際に紛らわしい広告宣伝を行ったホールには指導、取り締まりをしている。警察の指導によって、健全化をすすめるのではなく、業界全体で認識を改めていただきたい」と苦言を呈した。