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余暇創研が「“レジャー白書2019”記者発表会」を開催

公益財団法人 日本生産性本部 余暇創研は7月19日、ビジョンセンター永田町にて「“レジャー白書2019”記者発表会」を開催しました。

レジャー白書は余暇活動調査等をもとに、余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録している唯一のの書籍。今号で、1977年の創刊以来通算43号目となります。

記者発表会では、余暇創研主幹研究員 志村武範氏と桜美林大学 ビジネスマネジメント学群 教授 山口有次氏が登壇、「レジャー白書2019」の概要説明を行ないました。

志村氏は「2018年の余暇市場は、71兆9,140億円となりました。全体の伸び率は前年比約0.1%増とほぼ横ばいですが、市場規模の突出して大きい、パチンコ・パチスロの大きな減少が続いており、これを除くと前年比1.6%のプラスという数値になります」と、市場全体について説明。

さらに、余暇市場活動の参加人口上位についても触れ、国内観光旅行は8年連続で今年も首位に、上位8種は昨年と同様となり、9位の「ウィンドウショッピング」や14位の「SNS、ツイッターなどのデジタルコミュニケーション」は順位アップしたことも発表されました。

【余暇活動の参加人口上位10種】
1位/国内観光旅行
2位/外食
3位/読書
4位/ドライブ
5位/映画 ※テレビは除く
6位/複合ショッピングセンター、アウトレットモール
7位/音楽鑑賞
8位/動物園、植物園、水族館、博物館
9位/ウィンドウショッピング
10位/ウォーキング

また、配布資料によると2018年のパチンコへの参加・消費実態は下記の通りと発表されました。

参加人口:950万人(前年900万人)
参加率:9.5%
年間平均活動回数:28.5回(前年29.4回)
年間費用:81,800円(前年85,100円)
1回あたりの費用:2,870円
参加希望率:5.8%(前年5.7%)

参加人口は、前年の900万人から増加、また今後パチンコ・パチスロをやってみたい・続けたいと希望する参加希望率も5.8%と微増が見られたことが判明しました。
一人当たりの年間平均活動回数と、年間費用は前年よりマイナスという結果になりました。

「レジャー白書2019」は8月6日発行予定です。

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