業界団体 2019/07/26 00:00
参院選比例区、尾立源幸氏が落選
第25回参議院議員通常選挙が7月21日、投開票日を迎え、自民党公認候補として比例区に立候補した尾立源幸氏が落選。
50議席を争う比例代表で、自民党は19議席を獲得したが、尾立氏の得票数は、開票率約99%の時点で約9万3000票(候補者33人中23番目)。ちなみに、自民党候補の最下位当選者の得票数は約13万1000票だった。
当日、19時に東京都千代田区の大日本猟友会内の選挙事務所に入った尾立氏は、一度離席した後、22日3時過ぎに再訪。業界の有志で構成する「おだち源幸遊技産業後援会」の阿部恭久会長らと開票の動向を確認した後、支援者の前に立ち、「大規模な支援団体に応援していただいたのにもかかわらず、自身の力不足で期待を裏切る結果に。本当に申し訳ない」と、深々と頭を下げた。
阿部会長は今回の結果について、「業界関係者に対し、強く危機感を訴えてきたが、統一した意志として共有できていなかった。どこか『自分が投票せずとも誰かが』といった考えがあったのでは」と、落胆を隠せない様子。
今後については「全日本遊技産業政治連盟(伊坂重憲会長)が活動の中心になるだろうが、現状は白紙」と言葉少なげに語った。