企業 2019/07/26 00:00
マースが特別セミナー、「店長の利益管理の拡大を」
マースエンジニアリングは7月10日、東京都港区の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で「マース特別セミナー」を開催。
同社営業企画部の澤田陽介マネージャーが講演した。消費増税に向け、店長がキャッシュフローを把握する必要があるとし、利益管理の範囲拡大を提案。
澤田マネージャーは、ホールコンピューターで売上総粗利を把握している店長は多いが、販売管理費は本部にすべて任せており、営業利益ベースで予算管理している店舗は少ないとの認識を示した上で、消費税増税の集客への影響を知るには、「増税で、水道光熱費などの販売管理費が増加し、同じ売上総利益でも、営業利益が減ってしまうため、店長の利益管理の範囲を、販売管理費を差し引いた営業利益まで拡大するのも、一つの手」とアドバイス。
また、実際に営業利益まで、店長が管理している店舗の実例を紹介。「数字に関する感覚が研ぎ澄まされ、費用をかけるべきところ、削減すべきところなど違いが分かるようになる」と、そのメリットについて説明した。