業界団体 2019/08/09 00:00
船井総研が採用戦略セミナー
船井総研は7月24日、東京都中央区の「TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター」で「長期インターン採用戦略セミナー」を開催。
ホール企業などの経営者、人事担当者ら、21人が参加した。同社のHRD支援本部の山中章裕グループマネージャー、藤木晋丈上席コンサルタント、ポータルサイトを活用したWEBマーケティングを行うキュービックの世一英仁社長が講師として登壇。
山中グループマネージャーは、仕事が増えたから人を採るのではなく、人材採用を基点とした経営戦略、「採用ファースト経営」を提唱。「人事部門を経営者の直轄とし、採用計画から選考スケジュールまで、すべてを経営者がリードする態勢づくり」が重要と述べた。世一社長は同社が取り組む、長期インターンシップを紹介。現在、大学1年から4年まで170人がインターンとして在籍し、社内システム開発や採用人事などの業務全般に加わっていると説明。
インターンはS~Cの4段階で評価し、毎年、S評価(上位5%)の学生を中心に10人程度を新卒採用しているとし、「自社の業務に慣れたハイクラスな人材を安定的に採用できる。入社後のミスマッチングがないので、採用リスクも軽減できる」と利点を述べた。