業界団体 2019/08/09 00:00
全日遊連が大阪で障がい者雇用促進講習会
全日遊連(阿部恭久理事長)は7月25日、大阪市の「大阪府社会福祉会館」で「障がい者雇用促進講習会」を開催。
人材不足が深刻化する中、今後はホール業界も積極的に障がい者の受け皿となるべきとの考えのもと、実施したもので、ホール関係者50人が参加した。2部構成の講習会は、第1部で中央障害者雇用情報センターの荒井一雄障害者雇用支援ネットワークコーディネーターが、障がい者雇用の現状について「精神障害者のハローワークを通じての求職件数が、身体障害者や知的障害者に比べ大きく増加している」と解説。
大阪障害者職業センターの佐藤伸司所長は、職場環境に順応しにくい知的障害者や精神障害者の就労を手助けする「ジョブコーチ支援」など、サポート制度を紹介した。第2部では、障がい者を雇用するホール企業の特例子会社1社(SAPハピネス)とホール企業3社(アスカ、マルハン、延田グループ)の障がい者雇用担当者4人が、自社の取り組みについてパネルを用いて説明した。
講習に参加した京都府のホール関係者は「当社も障がい者を雇用しているが、他社がどのような悩みを持っているかを知れて参考になった」との感想を述べた。