業界団体 2019/09/06 00:00
ぱちんこ広告協議会が依存症問題の勉強会
ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長)は8月28日、東京都豊島区の「高田馬場BSホール」で「ギャンブル等依存症問題勉強会」を開催。
リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)出向第6期生(2018年9~11月)の鈴木智一氏ら、3人が講演した。
鈴木氏は、RSN出向中に自身が対応した約210件の相談の中から、夫に誘われてホールに通い出した40代女性が、昼間に一人でこっそりパチンコ店に行くようになり、一度打ち始めると時間を忘れて帰りが遅くなる事例を紹介。
「最初はパチンコをやめたいという電話だったが、話を聞いてみると、夫が家事を手伝ってくれないストレスと夫に内緒でパチンコをしている罪悪感の2点に悩んでいることが分かった。そこで、この方のお兄さんに間に入ってもらうことで、夫が家事を手伝うようになり、今では夫婦で仲良くパチンコに行くようになった」と述べ、パチンコをやめることだけが解決策ではないとした。