企業 2019/12/20 00:00
船井総研、中小に2パチ新設を提案
船井総研は12月4日、東京都港区の「芝セミナープレイス」で「『低貸店舗』高収益モデル提案セミナー」を開催。同社の奥野倫充上席コンサルタントら、4人が登壇した。
奥野上席コンサルタントは、1000~1500台クラスのメガ店舗が近隣にある場合、そこが力を入れない1パチのマニア主力機や2パチにチャンスがあるとし、約500台のホールをモデルに解説した。
まず、既存の1パチのバラエティー強化を進言し、「メガ店舗が力を入れている1パチ甘海コーナーは捨て、『CRA SUPER電役ナナシーDXⅡ』や『CR戦姫絶唱シンフォギア』など、熱狂的なファンが一定数見込めるマニア機種を主力に据え、粗利を確保する」ことを提案。
その上で、「2パチコーナーを1BOX新設し、稼働目標を1万5000個、台粗利を-1100円に設定。稼働目標を達成したら、3カ月間は、1万4000個稼働で、台粗利を2000円に。さらに、4パチを減台し、2パチを1BOX追加。稼働1万2000個、台粗利2000円とすることで、競合店との差別化を図りながら、粗利も確保できる」と結論付けた。