業界団体 2019/12/20 00:00
大遊協、みなし機設置状況調査への協力を通達
大阪府遊協(平川容志理事長)は12月12日、大阪市の「シェラトン都ホテル大阪」で歳末防犯懇談会・定例理事会を開催。
大阪府警生活安全部の高木久部長が講話し、「大阪府では現在、カジノを含む統合型リゾート施設の誘致に関連し、大阪府ギャンブル等依存症対策推進計画の策定に向けて、協議している。依存は国民の関心が高い問題で、パチンコ業界においても引き続き、健全化に努めてほしい」と語った。理事会では、同5日付で申し込みのあったアンダーツリーが運営する4店舗の加入を挙手多数で承認。
平川理事長は「業の存続が危ぶまれる中、協力をお願いしたい旨を代表者の方に直接伝え、加入に至った。今年一番の好事」と述べた。また、報告事項では改正規則の施行日前に検定・認定の有効期限が満了した比較的射幸性の低い遊技機を同31日までに撤去する「旧規則機の取り扱い」について、府警より実態調査への協力要請があったことを伝達。
事務局は「警察庁では年明けより、いわゆる“みなし機”について、撤去指導、立ち入り調査を検討しているようで、その対応に向け、府警が正確な実態を把握する必要性があるため」と説明。各ホールでの同25日時点での設置状況を、来年1月15日までに警察署へ回答するとした。