名機プレイバック-2013
特定の1年を振り返り、登場した名機を独断と偏見で選んで紹介する本企画。
前回は2008年にスポットをあてたが、今回はその5年後、2013年をプレイバック!
これまでの全5回を振り返ると、パチンコの四半世紀にわたる進化が見えてくる。
▼関連記事
『名機プレイバック-1993』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=63658
『名機プレイバック-1998』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=71334
『名機プレイバック-2003』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=73206
『名機プレイバック-2008』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=94760
この年に起きた主な出来事を年表にまとめてみた。眺めれば当時の時代背景が理解できるというものだ。
2月 韓国の大統領に朴槿恵氏が就任
5月 長嶋茂雄・松井秀喜の両氏に国民栄誉賞を授与
6月 富士山が世界文化遺産に登録される
7月 ゲーム「妖怪ウォッチ」の第1作目が発売
9月 ドラマ「半沢直樹」が最高視聴率42.2%を記録
9月 2020年の五輪開催都市が東京に決定
10月 楽天の田中将大がプロ野球新の開幕24連勝
10月 お笑いタレントの桜塚やっくんが交通事故で死去
12月 猪瀬都知事が徳洲会からの5000万円問題で辞任
12月 新語・流行語大賞に「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「お・も・て・な・し」の4つが選ばれる
今から約7年前となるこの年の販売台数トップは『スーパー海物語IN沖縄3』で、20万台超の大ヒット! 人気面では『ルパン三世~消されたルパン~』と『ぱちんこ北斗の拳5覇者』が話題を集めた。
また『デビルマン倶楽部α』や『マジカペ』や『ビッグシューターX』など、久しぶりに複数の羽根モノが登場した年でもある。
CRルパン三世~消されたルパン~(平和)
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
大当たり確率◆1/394.8→1/39.5
確変率◆82%
大当たり出玉◆約490~1850個
長い人気を得たシリーズ第7弾。チャンスを秒読みするタイマー予告や、3人揃うとアツいキャラ系リーチが目新しい。
雷雲モードに移行すると潜伏確変の可能性があり、82%のループ率を誇る確変中はBATTLEかRUSHのどちらかのルートを選択して連チャンを目指す。
ぱちんこCR北斗の拳5覇者(Sammy)
(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983, 版権許諾証YKA-105 (C)Sammy
大当たり確率◆1/397.2→1/39.7
確変率◆80%
大当たり出玉◆約570or2300個
シリーズ第5弾は無駄玉が一切ない「ZEROアタッカー」が話題を集めて大ヒット! 確変率80%のバトルモードはトキの参戦に加え、RTC機能により一定期間経過すると修羅の国編(カイオウバトル)が選択可能となった。
CR牙狼FINAL(サンセイR&D)
(C)2005 雨宮慶太/Project GARO (C)2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル (C)2011 「呀」雨宮慶太/東北新社 (C)2010 - 2012 雨宮慶太/東北新社
大当たり確率◆1/399.6→1/109.0
確変率◆51%→100%(160回転)
大当たり出玉◆約1580~1950個
人気シリーズの第4弾は160回転のロングST機で、RUSH継続率は約77%に及ぶ。
W牙狼や心滅ゼロといった新リーチ、シリーズ最速で動くBIG FACE OF牙狼、新デバイスの震撃ボタンなどが特徴だ。
CRスーパー海物語IN沖縄3(三洋)
大当たり確率◆1/358.1→1/35.8
確変率◆65%
大当たり出玉◆約1500個
『沖海』シリーズ第3弾はRTC機能を初搭載。1時間に1回の割合でスペシャル魚群タイムに突入し、この間は魚群予告が発生すれば超激アツだ。
他にも6代目ミスマリンちゃんや、ウリンちゃんのデビュー機種でもある。
CRフィーバー機動戦士ガンダム(SANKYO)
(C)創通・サンライズ
大当たり確率◆1/399.6→1/101.6
確変率◆50.5%→100%(150回転)
大当たり出玉◆約1480or1960個
誰もが知る名作アニメとのビッグタイアップは、巨大フィギュアが目を引く専用枠で出撃。
ST継続率は約77%で、通常時もRUSH中もシャア専用機との対決が大チャンスを呼ぶ!
CRぱちんこ冬のソナタFinal(京楽)
(C)KBS Media/Pan Ent. (C)アニメ「冬のソナタ」製作委員会 (C)KYORAKU
大当たり確率◆1/319.7→1/32.3
確変率◆65%
大当たり出玉◆約570~1850個
大ヒットシリーズの第3弾であり、集大成。新たに実写のウェディングシーンや、アニメ版冬のソナタの映像を収録している。
大当たりや電サポ中は右打ちで消化し、羽根アタッカーが開くランクアップボーナスもある。
CRひぐらしのなく頃に頂(Daiichi)
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通 (C)2007竜騎士07/雛見沢御三家 (C)2009竜騎士07/雛見沢御三家
大当たり確率◆1/380.8→1/52.5
確変率◆75%
大当たり出玉◆約440~1830個
狂気を感じる人気コンテンツをモチーフにしたMAXタイプ機。
確変継続かどうかを打ち手が玉を通して判定する「運命分岐ゾーン」がドキドキだ!
CRヱヴァンゲリヲン8(ビスティ)
(C)カラー (C)Bisty
大当たり確率◆1/319.7→1/31.9
確変率◆70%
大当たり出玉◆約440~1760個
盤面右側を占拠する綾波レイのフィギュアはインパクト大! 他にもシリーズ初のバトルモードや、通常時の8個保留が特徴的だ。
まとめ
というわけで2013年に登場した8機種を紹介したが、いかがだっただろうか。
うち6機種は人気シリーズの後継で、『機動戦士ガンダム』と『ひぐらしのなく頃に』はその後、複数の後継機が登場する。
さて、いつかの次回は再び20年以上前にタイムスリップ! 1992年に登場した名機を紹介する予定なのでお楽しみに。