業界団体 2020/07/17 00:00
全遊振、「時間を持て余しているファンの獲得を」
全遊振(曽我部康二会長)は7月9日、ウェブ視聴による、第8期第5回セミナーを開催。
同会の三井慶満顧問、パチンコライターの大崎一万発氏、ホール法人をはじめとした各企業向けに研修やセミナーを行うkaikaの三浦真理恵社長が講演した。
三井顧問は、「各地でイベントなどが中止され、お金や時間を持て余しているファンは多い」と指摘。「そういったファンを、7月から8月の1カ月で、どれだけ獲得できるかで、今後に大きな影響が出るはず。お客さまにいい印象を与える手立てを考えなければ」と語った。大崎氏は、「納得して負けてくれるユーザー」の重要性を強調。「勝ち負け以外のパチンコの魅力を伝える努力が不可欠だ」とした上で、「人気機種の性能だけでなく、シリーズの歴史や過去機の実践動画を上げるといった“サブストーリー”を伝えてはどうか。いろんなアプローチがあるはず」と提案した。
三浦社長は、ウェブを利用した研修について解説。「やってみれば、意外とできる、というのが実感。リアクションを大きく、相槌はしっかり打つといった注意点を押さえ、活用してほしい」とアドバイスを送った。