業界団体 2020/09/25 00:00
日遊協が第5回広報担当者フォーラム
日遊協(西村拓郎会長)は9月16日、テレビ会議で今年初の広報担当者フォーラム(第5回)を開催。
これは、広報の基本や他業種の実例を学ぶとともに、各企業の広報担当者同士のネットワークづくりを目的としたもので、ホール企業や遊技機メーカーなど、23社から34人が参加した。広報調査委員会を担当する福山裕治副会長は「パチンコ産業を支えていく当事者として、新たなものを吸収し、業界全体で広報活動に生かしてほしい」とあいさつ。
講演では、情報漏えいなど、組織内部に潜むリスクにかかわるコンサルティングを行うエルテスの妹尾勇太郎氏が登壇。SNS上での広報活動について「不確かな情報と確かな情報が混ざり合い、徐々に情報が変化し、炎上するリスクが常にある」と注意喚起。
その上で、SNSのリスクを予防するには「公式アカウントは、運用ガイドラインの策定、投稿内容の事前チェック体制の整備が必須。従業員のプライベートな投稿には、集合研修やeラーニングなどを実施すべき」と力説した。その後、4~5人ほどの7グループに分かれて、ディスカッションや広報業務における課題や悩みについて意見交換した。