アクセル、富士通デバイスと共同出資会社を設立

アクセルは11月10日開催の取締役会において、富士通エレクトロニクスの100％子会社・富士通デバイスと共同出資で子会社を設立することを決議した。

両社は2014年から緊密に連携しながら共同でメモリ製品の開発・製造を行なってきており、非常に高いシェアを確保しているが、近年の半導体業界は再編統合や不採算事業からの撤退が加速し、製品のライフサイクルの短命化が進んでいる。メモリ事業においても同様であり、今後は厳しい状況に置かれると予想。

そこで両社が培ってきた技術やノウハウを相互に活用しながら、より緊密に連携していく必要があると判断し、共同出資による子会社を設立することとした。

○設立する子会社の概要（予定）

＜名称＞
aimRage 株式会社（エイムレイジ カブシキカイシャ）

＜所在地＞
千代田区外神田 4-14-1 秋葉原 UDX 南ウイング 10 階
（株式会社アクセル内）※2021 年中に移転予定

＜代表者の役職・氏名＞
代表取締役社長 岸本貴臣
（株式会社アクセル 執行役員 営業グループ ゼネラルマネージャー）
代表取締役副社長 杉田健介
（富士通デバイス株式会社 取締役）

＜事業内容＞
メモリの企画・開発・製造・販売
メモリの書き込み、リユース業務

＜資本金＞
30百万円（資本準備金含む）

＜決算期＞
3月31日

＜設立年月日＞
2020年11月中（予定）

＜大株主及び持株比率＞
株式会社アクセル 70％
富士通デバイス株式会社 30％