真夏をアツくする大特集! 水着ぱちんこ大変遷史その2
一部のファンにえらく好評だった水着台特集の第2弾! 今回は液晶デジパチが世の中の主流となった、1995年からのパチンコ台を振り返る。理屈抜きで眺めれば、パチンコの歴史がいつもと違った側面から楽しめる♪
▼前回の水着台特集はコチラ
『真夏をアツくする大特集! 水着ぱちんこ大変遷史その1』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=39775
『真夏をアツくする大特集! 水着ぱちんこ大変遷史その3』
http://www.pachinkovillage.com/news/?p=40571
1995年の水着台抜粋!・その1
実は今回の特集にあたり、複数の人に「水着が印象深いパチンコ台は?」という質問をしたところ、最も多くの回答を得たのがここに掲載した「CRフィーバービーチ(SANKYO)」だ。確かにリーチ中は必ず水着のオネーサマが登場。そしてリーチが長くなると途中でブラが取れ、さらにはパンツも脱げるというベッタベタな展開が、多くのファンの心に残ったのだろう。また大当たりラウンド中はお約束の展開として、1枚ずつ水着を脱いスッポンポーン! ただしここで終わらず、シャワーを浴びた後に今度は下着のパンツ→ブラジャー→ストッキング→ワンピースの順に着てゆく。一応、軽くスペックを紹介しておくと、13分の4で確変に突入すると以降は2回の大当たりが約束されるという、いわゆる「プラス2回ループタイプ」のCR機で、大当たり確率には3段階の設定機能が付いていた。
1995年の水着台抜粋!・その2
「それ行け銀平(京楽)」は飛行機乗りの愛らしいペンギンが活躍する時短デジパチで、ラウンド中に水着の女の子が登場する。「エキサイトクリスタル3(ニューギン)」も時短デジパチ。前年の「エキサイトレディ2」同様、ラウンド中は水着のオネーサマが実写で次々に登場する(ただし今作は日本人)。この頃の現金機は「保留連チャン」が規制されたため、時短デジパチが中心だ。
1995年の水着台抜粋!クイズ編
カラー液晶デジパチが世の中の主流になったことで、水着のキャラが登場するパチンコ台は格段に増加した。そして唐突ではあるが、ここでクイズです!
下には掲載した4枚の水着写真はいずれも1995年に登場したデジパチのものだが、これらの機種名は? 解答はさらに下に掲載したが、ハッキリ言って超絶難問。恐らく現役東大生でもわからないだろう。2問正解できれば大したもの。もしも全機種正解ならば水着台に関しては神レベルだ!!
1995年の番外編・その1
大当たりラウンド中のお約束であった「女の子が服を脱ぐ」という行為に、意味を持たせたのが下に載せた3機種だ。「スターライトクィーン(三星)」はボディコンギャルのパンツの色を予測し、3回当てることができれば次回大当たりまでの時短に突入する。ただし実は図柄が横一線に揃った時=時短のため、あまりアツくはなれなかった。「麗ギャルズ(三星)」は1994年に登場した「ギャルズ13」の後継機種。「●●の落書き」と一部ファンに酷評されたビジュアル面を大幅に強化し、それでいて前作同様の脱ぎっぷりを披露する。大当たり中は6回勝負の野球拳を行い、5回勝ってブラジャーをハズすことができれば次回大当たりまでの時短に突入。もしも全勝できれば時短に加え、完全無欠のスッポンポーン! 女の子は全16人で、中には18歳未満の学生も複数いるが、そのあたりは大らかな時代だったということで!? 「あっちむいてほい 居酒屋編(高尾)」は飲み会がモチーフ。大当たり中は野球拳仕様の「あっちむいてほい」を行い、オネーサマをスッポンポンにできれば100回転の時短に突入する。豪快な脱ぎっぷりが人気を集めた。
1995年の番外編・その2
「CR釣りバカ天国X」は釣りをモチーフにした朗らかな機種…なのだが、大当たり中は不埒なタコが登場し、奥サマ(!?)の服をスカート→Tシャツ→ブラジャー→パンツの順に1枚ずつ脱がし、最後は一気に襲いかかる。どうなることかと思いきや…タコがタコ殴りにされるというオチが付いて大当たり終了。画質はイマイチだが、内容はイマイチを突き抜けてアレだ。
1996年の水着台抜粋
1996年は多くの連チャン機が社会的不適合機として撤去され、また市場の中心となっていたCR機にも規制のメスが入った年。そんなこともあり、水着台どころか新台自体が非常に少なかった。「美女大集合2(平和)」は世界各国の美女を集めた時短機能付き現金機で、それぞれのお国柄が現れた水着が特徴的だ。
1996年の番外編・その1
現在のデジパチにはほぼ存在しない、エラー画面を抜粋。アタッカーに玉が1個も入らなかった時などに発生するもので、エラー画面にエロい画面を採用している機種がいくつか存在する。「CR・サクセスストーリー(平和)」はプラス2回ループタイプのCR機で、人気はともかく多くのホールに設置された。「CR麻王伝説EX(西陣)」は名機「麻王」の後継機で、主人公が美人三姉妹と勝負する。1回ループのCR機だ。
1996年の番外編・その2
もう1つ美人三姉妹が活躍する麻雀モノのエロ画面を紹介しよう。「レモン牌(平和)」は初代カラー液晶デジパチ「麻雀物語」の流れを汲む現金機デジパチ。大当たりラウンド中は服を脱いでゆき、もちろん最後はスッポンポン!
1997年の水着台抜粋
1997年になるとCR機は5回リミッター付きの確変機が主流になる。ただ新機種の数は前年に続き少なめだ。「モナコボート(奥村)」はボートレースをモチーフにした機種で、多くの兄弟機が登場。回転中に女の子がカットインする予告が当時としては斬新で、その衣装は水着や下着など多岐にわたる。「ミルキーウェイ(高尾)」は星占いがモチーフの時短付き現金機。上半身は裸っぽいが、一応水着の女の子が登場する。
1997年の番外編・その1
今回の大変遷史を見て気づかれた方もいるかもしれないが、ここまで「胸」に関して「リアルなポッチ(!?)」が表現されているパチンコ台はほぼない。せいぜいドット4個でポッチを表現する程度。ところが、そんなパチンコ業界の常識を破ったのがメーシーのパチコン「CR乙姫4」だ。大当たりラウンド中にストリップする乙姫様の胸はリアルかつ見事なポッチ付き!! さらにはパンツをよく見ると縦にスジが入っているような!? とりあえずこの特集は「水着台」がメインで、「エロ台」の特集ではないのでここでヤメておくが、メーシーはこれ以降もある意味で大注目の機種を続々と輩出する。
1997年の番外編・その2
「ピストル大名(SANKYO)」はゲームがモチーフの機種で、諸々ぶっ飛んだ演出が特徴。そして大当たりラウンド中はなぜか姫様のお尻を河童がキュウリで叩く。もはやエロを通り越してワケがわからない。
1998年の水着台抜粋
CR機の5回リミッター規制に加え、「モンスターハウス」や「大工の源さん」といった旧基準CR機がまだ残っていたこともあり、1998年も新機種の発表数や販売台数は少なめに推移した。そんな状況の中で抜粋した水着台が、まずは「フィーバーマジカル夢夢ちゃん(SANKYO)」だ。厳密には今作も「衣装」であって「水着」ではないのかもしれないが、より露出度が増したため「ビキニ」と言って問題ないと判断した。全ての大当たり後に80回転の時短が付く現金機で、息の長い人気を得た。「CRがきデカ」はリミッター付きのCR機の中ではロングヒット! 多彩な法則崩れなど、奥の深い演出が特徴だ。
1998年の番外編・その1
下着台を2つほど掲載した。まずはその後、業界を代表する大ヒットシリーズとなる「CR・ルパン三世K(平和)」。覚えているファンも多いかもしれないが、予告に登場する不二子ちゃんのパンツが黒だと期待度が急上昇する。もう1つは今回の特集を組むにあたり、複数の人に「下着が印象深いパチンコ台は?」という質問をしたところ、最も多くの回答を得た機種。それが「セクシーショットS(マルホン)」で、リーチ後は女の子のパンツを盗撮&激写できれば大当たりだ。犯罪スレスレどころか確実に刑法犯となる演出内容だが、そこは大らかな時代だったということで!? 大当たりラウンド中は様々なパンチラを見ることができる。
1998年の番外編・その2
スッポンポン台を2つほど用意した。1つは「CRメタルアーミーV2(西陣)」。1990年代というと「ヘアヌード」が実質的に解禁された時代だが、この機種は5連リミッターに到達するとヘアヌードが拝めるという、規制を逆手にとった画期的なアイディアを採用! ただ掲載写真を見ると理解できると思うが、実際に喜んだ人は皆無だった。もう1つは「CR花満伝説Z(西陣)」だ。「花満開」に加え、「パチンコ大賞」や「ダービーキング」といった同社の羽根モノ名機の演出が楽しめた。また大当たり中は「ニューモンロー」のモンローちゃんが豪快な脱ぎっぷりを披露する。
1999年の水着台抜粋・その1
1999年はCR機の5連リミッターが解除され、多くの新機種が登場した。またタイアップ機が急激に増え始めた年でもある。「CRドキドキ愛LAND(大一)」は飯島愛が大活躍。脱ぎはしないが、健康的な水着姿を披露してくれた。「CR CCガールズ(京楽)」はリーチも大当たり中も実写の水着姿を心ゆくまで堪能できる。
1999年の水着台抜粋・その2
1999年はその後の業界をリードする「海物語シリーズ(三洋)」が登場した年でもある。2月にリミッター付きの「CR海物語S5」、3月にリミッター解除機の「CR海物語3」、4月に「CR海物語3R」が登場し、いずれも超ロングヒットとなった。水着といえばもちろんマリンちゃんだ!!
1999年の番外編・その1
メーシー恐るべし!! そんな評価を得たパチコンが「CRラブラブカップル(メーシー)」だ。ラウンド中の下着やスッポンポンもさることながら、カップルがラブホテルに入れば大当たりというエグいゲーム性がファンの度肝を抜いた。中にはヤクザ(!?)が婦警さんをナンパしてラブホに入るなんていうケースもあったが、大らかな時代だったということで…済まして良いの? まあきっとホテルに入っても「一線は越えてない」と言い切ればOKだ。
1999年の番外編・その2
「CR忍パチくん(奥村)」の大当たりラウンド中は、くノ一のパチ子ちゃんが天井から逆さ吊りにされ、こちょこちょとくすぐられる。色々と不自然だが確かにエロい。「CRかましの金ちゃん(タイヨーエレック)」は10インチの巨大美麗液晶で、金ちゃんが姫の帯を引っ張ってぐるぐるぐる~!! 見事スッポンポンにできれば大当たりだ。
「水着」をテーマに過去のパチンコ台を振り返る異色の特集、いかがだっただろうか。担当者が確認した液晶写真は今回で100万枚を超え、次第に企画の方向性が「水着」から「エロ」へとズレてきたような気もするが、楽しんで眺めてもらえば本望だ。続きは近日公開の第3弾を楽しみにしてほしい。パチンコ台の液晶はより綺麗になり、そのエロさは最盛期を迎えるが、そこに警察庁からの規制のメスが入り…!?
クイズの回答
上段左
トランプ天国3(豊丸)。トランプがモチーフの時短デジパチだ。
上段右
フィーバーホリデーGP(SANKYO)。ゴルフやエアロビやスキーなど、休日をエンジョイする女性の姿を図柄に採用。「13」図柄はジェットスキーを楽しむ水着の女の子だ。
下段左
CRアニ丸(竹屋)。プラス2回ループタイプのCR機で、馬(3)、虎(5)、兎(7)、猿(12)、狐(14)の5つが確変図柄だ。
下段右
パニックランド(三洋)。お伽話がモチーフ。大当たりラウンド中は水着の鬼たちを相手に桃太郎が豪遊する。