業界団体 2021/03/19 00:00
全日遊連、茨城、栃木の両理事に辞任を勧告
全日遊連(阿部恭久理事長)は3月11日、東京都港区の「第一ホテル東京」で定例理事会を開催。
茨城県遊協の平文暉朗理事長と栃木県遊協の金淳次理事長に対し、「全日遊連理事職の辞任勧告」を審議。挙手による賛成多数で可決した。理由は、昨年12月16日、全日遊連として21世紀会決議の順守を採決したにもかかわらず、1月12日以降も自身の経営する店舗で撤去対象の遊技機を稼働させ、3月1日の臨時理事会での撤去要請にも従わなかったことが、全日遊連定款32条が定める「忠実義務」に違反したとするもの。
同日は21世紀会決議の撤去期限を過ぎた旧規則機の「即時撤去」を求め、同決議の再徹底をあらためて採決。その後、辞任勧告を含めた、全日執行部の意見を伝えた上で、再度、撤去履行を求めたが、両理事ともに明確な意思を表明しなかったため、出席理事から「全日遊連として、辞任勧告を決議すべき」との緊急動議が提案され、議決に至ったという。理事会後の記者会見で、阿部理事長は、「撤去日から2カ月近く経つにもかかわらず、いまだ3月中旬の撤去計画を標榜するなど、前進する気配がない」と強調。
平川容志副理事長は「両理事にはこの決議の重みを受け止めて、対応していただきたい」と述べた。なお、理事会には理事52人中51人(うち19人がリモート形式)が参加。2011年の東日本大震災発生から10年目にあたる当日は、理事会前に黙とうが行われた。
提供元:プレイグラフ
茨城県遊協の平文暉朗理事長と栃木県遊協の金淳次理事長に対し、「全日遊連理事職の辞任勧告」を審議。挙手による賛成多数で可決した。理由は、昨年12月16日、全日遊連として21世紀会決議の順守を採決したにもかかわらず、1月12日以降も自身の経営する店舗で撤去対象の遊技機を稼働させ、3月1日の臨時理事会での撤去要請にも従わなかったことが、全日遊連定款32条が定める「忠実義務」に違反したとするもの。
同日は21世紀会決議の撤去期限を過ぎた旧規則機の「即時撤去」を求め、同決議の再徹底をあらためて採決。その後、辞任勧告を含めた、全日執行部の意見を伝えた上で、再度、撤去履行を求めたが、両理事ともに明確な意思を表明しなかったため、出席理事から「全日遊連として、辞任勧告を決議すべき」との緊急動議が提案され、議決に至ったという。理事会後の記者会見で、阿部理事長は、「撤去日から2カ月近く経つにもかかわらず、いまだ3月中旬の撤去計画を標榜するなど、前進する気配がない」と強調。
平川容志副理事長は「両理事にはこの決議の重みを受け止めて、対応していただきたい」と述べた。なお、理事会には理事52人中51人(うち19人がリモート形式)が参加。2011年の東日本大震災発生から10年目にあたる当日は、理事会前に黙とうが行われた。
提供元:プレイグラフ