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EBI、パチンコの高粗利化に警鐘

EBIは5月18日、オンラインセミナーを開催。
同社の荒川陽平主任研究員と竹部裕樹チーフコンサルタントが講演した。荒川主任研究員は、遊技台データと遊技客データを融合するグローリーナスカの「遊動」をもとに、4パチの玉粗利の推移について、「パチスロの粗利分をパチンコで補填している状態。

『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の撤去後から上昇傾向で、現在は28銭と、コロナ前より10%以上、上がっている」と解説。玉単価も1.7円とかつてないほど高くなっているとし、「パチスロ客が流入したとしても、肝心のアウトが伸びなくなる」と警鐘を鳴らした。

竹部チーフコンサルタントは、覆面調査結果から見える店舗運営に関して、「中高年層の囲い込みはますます重要になってくる。店舗清掃の不備をなくすことはもちろん、“鬱陶しくなく不便なく”という付かず離れずの接客や、POPの文字を大きくするなどの取り組みが求められる」と述べた。

 提供元:プレイグラフ

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