「手軽に安く遊べる遊技機」展示会の概要を説明(全日遊連)
全日本遊技事業協同組合連合会は21日、全国理事会開催に伴う定例記者会見を開催。10月21日・22日に開催される『「手軽に安く遊べる遊技機」展示会』の概要や、メーカーに対し「遊べる遊技機」の価格について要望を行なうことなどが説明された。
『「手軽に安く遊べる遊技機」展示会』は主に一般ファンを対象とした展示会で、10月21日(土)・22日(日)に東京都豊島区の「池袋サンシャインシティコンベンションセンター 展示ホールC」(文化会館3F)で開催される。主催は「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会」、後援は業界15団体。
展示会場には、日工組加盟メーカーの機種が200台、日電協加盟メーカーの機種が200台、新遊工加盟メーカーのパロットが36台展示される。また、会場では「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ」愛称募集の選考結果発表・表彰やトークショー、1000円のクオカードが当たる抽選会などのイベントが実施される予定だ。
会見では、愛称募集の応募が20日現在で5344件寄せられていることが報告された。
また、「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン」サイトでは今後、手軽に安く遊べる遊技機を設置しているホールの一覧を掲載する予定だ。
また、ホール団体5団体が中心となり、メーカー団体関係者も交えて「遊べる遊技機」の性能や販売方法、価格等の検討を重ねていることが報告された。現在、具体的な内容について合意に達し、最終的な調整を行なっている段階。今後、日工組や日電協に要望し回答を得、警察庁に報告して意見をもらった上で、21世紀会を通じて発表する予定。
なお、前述の『「手軽に安く遊べる遊技機」展示会』で展示される機種は、各メーカーが「手軽に安く遊べる」と判断した遊技機。 erectieapotheek24
一方で、全日遊連では「手軽に安く遊べる遊技機」について、その収益性に見合った価格での販売をメーカー側に対し要望することを決議。パチンコ機については15万円以下、パチスロ機については20万円以下という価格帯を示した。この件について山田理事長は「手軽に“安く”遊べる遊技機だけに、店側の収益も当然低くなる。それに見合った機械価格を要望していこうという、全日遊連としての姿勢を決めたもの。団体間の協議で価格を決めるのは独禁法に抵触する恐れがあり難しい。各メーカーに希望する価格帯を提示してお願いし、要望にかなった遊技機については組合員に対し積極的に広報するつもり」と説明した。
このほか、ホールの賞品取りそろえの充実の件について山田理事長は「(警察庁の調査結果を見て)強い衝撃を受けた。間違って賞品カタログやタバコなどをひとくくりに1品目としてカウントしたのではと思えるホールもあったが、明らかに不足していると感じられた」と語り、今後ホール5団体で取りそろえる賞品の内容・数量などを検討していく予定であることを報告した。