ニュース 2007/07/25 00:00
温室効果ガスの削減に向け、9月までに自主行動計画を策定 「チーム・マイナス6%」への参加も(全日遊連)
全日遊連では今年9月末までに、温室効果ガス(CO2)の削減に向け、数値目標を含めた自主行動計画を策定する。この自主行動計画の策定は、京都議定書の目標達成に向けた政府計画の見直しにより、これまで温室効果ガスの削減目標や自主行動計画を定めていなかった業種に対しても計画や数値目標の策定が求められるようになったことを受けてのもの。
全日遊連では当初、全国のホールの電気使用量などの実態調査を行ない、それを踏まえて来年3月頃までに数値目標を定める予定だったが、6月27日に行なわれた経済産業省産業構造審議会と環境省中央環境審議会の合同会議での検討結果を受け、環境省からより迅速な対応を求められたため、策定時期を早めることとした。いくつかの店舗で電気使用量のサンプル調査を行ない、それを全国換算して数値目標を立てる方向で検討を進めていくほか、店舗敷地内への植樹など、他の温室効果ガス排出量削減方法も検討していく予定。また、「チーム・マイナス6%」および「クールビズ」賛同団体への登録申請を現在進めているという。