業界団体 2007/09/26 00:00
新しい賞品提供方法の実験店舗募集へ(同友会)
日本遊技産業経営者同友会は19日、全国家電会館において9月度理事会を開催。理事会後の記者会見では、夏季合宿やストアコンパリゾンの実施状況などが報告された。
夏季合宿は8月23日縲・4日に札幌で開催され、会員65名を含む75名が参加。日遊協・深谷会長の講演やパネルディスカッション、札幌市内の店舗視察などが行なわれた。
9月初旬には首都圏でのストアコンパリゾンを実施し、銀座や新宿、国分寺、上福岡など都内や東京近県にある13店舗を視察している。
また、10月には西日本地区で最新ゴト対策勉強会を開催する予定であることが報告された。
同友会がメーカーと共同で開発を進めていたパチスロ機「カンスロ」(型式名未発表)については、これまでに全国6ヵ所で説明会が開催され、初心者向けの“遊べる遊技機”として好評を得たこと、10月末頃のホール設置を目指していることが報告された。また、次の共同開発については遊技機委員会作業部会で検討が始められているという。
日遊協、余暇進、PCSAと同友会の4団体で検討している「新しい賞品提供方法」については、コンビニエンスストアとの提携による賞品提供方法(PCSA案)の実験店舗を同友会の会員企業からも募集する予定であること、電子カタログを活用した賞品提供方法(同友会案)については、民間企業3社から説明を受け、次回の理事会までに執行部で対応を討議する予定であることなどが報告された。
パチンコ業界に対し求められている温室効果ガス(CO2)削減のための自主行動計画策定については、同友会の会員各社やその従業員・家族に対しても取り組みを呼びかけていくこととした。