企業 2007/12/04 00:00
マルハンがカンボジアで銀行設立
遊技場経営企業のマルハンは11月26日、カンボジア王国において商業銀行設立に着手したことを発表した。2010年に予定されているカンボジアの証券取引所開設に向け、上場を目指す企業への融資や貧困層に対する融資事業を計画していて、将来的には東南アジアに支店をするなど事業を拡大していく意向だ。
設立予定の銀行の名称は「MARUHAN JAPAN BANK PLC(マルハン ジャパン バンク)」。カンボジアでは初の日本企業の出資による商業銀行となる予定。地元の有力事業家であるフォット・バンタン氏の経営する投資銀行へマルハンが出資を行なうことで、商業銀行としての認可を目指す。
なお、マルハンでは9月20日にカンボジアで現地法人「MARUHAN (CANBODIA) CORPORATION」を設立。今後、高度経済成長が見込まれるカンボジアへ早期に進出し、同社の中期事業戦略である海外事業の布石とすることを目的としている。