新機種企業 2008/05/28 00:00
ベルコ、ヤーマ業務提携、ヤーマ新機種発表会開催
27日、ホテルパークサイド(東京都台東区)にて、ベルコとヤーマの業務提携記者発表会、ヤーマ新機種『スーパージャックポット』記者発表会が開催された。
最初に、国本籍雄氏(ベルコ・代表取締役)が登壇。「この危機的状況で、メーカーに必要なのは変化に対応していくこと。ベルコとヤーマは幾度となく話し合い、打開策を考え、そして業務提携に至った」と、経緯について述べた。
部品の共通化、部材の仕入れ、企画・開発・販売における経営の合理化でコストダウンを図り、ホールが満足できる製品提供を目指す。
次に壇上に立った徳山誠祐氏(ヤーマ・代表取締役)は「メーカーとして生き抜くために業務提携を行なった。『1+1=2』ではなく『3』にも『5』にもしていきたい」と意気込みを語った。
引き続き行なわれた新機種記者発表では、徳山氏が再び壇上に。「ヤーマは『ART』や『コイン単価3円』というイメージがあると思う。コイン単価が高い機械も用意しているが、ノーマルタイプの稼動が一番良いこの時期には、本機を出すのがベストであると判断した」と、現在の市場状況を踏まえて、発表機種の選定をしたことを明らかにした。
また、販売については「ヤーマの機械の面替えはもちろん、すべてのベルコ社製5号機の下取りを行なう。同様にベルコ新機種発表時はヤーマの機械を下取る。相互乗り入れにより、ホール様の負担を減らしたい」と、ホールの厳しい状況を考えての施策であることを話した。
本機は、4号機でヒットした『スーパージャックポット』の「デジタルが回ればボーナス確定」というわかりやすいゲーム性を踏襲。さらに、新解釈基準によるフリーズ演出やリール逆始動などの違和感演出を盛り込んでいる。
納品開始は7月13日を予定している。