業界団体 2008/08/06 00:00
「ぱちんこ未来図研究会」がキックオフ・セミナー開催
ぱちんこ未来図研究会が7月30日、東京都港区浜松町・世界貿易センタービルにおいてキックオフ・セミナーを開催。ホール関係者や関連業者など約100名が参加した。
この会は中小ホール企業やパチンコ関連企業とのアライアンスや経営戦略などの研究を目的として設立されたもので、パチンコホールへの業務支援などを行なう(株)TAGが企画・運営を行なう。
講演に先立ち、発起人の平澤黎哲氏((株)山水 代表取締役)は「苦しい環境の中、我々はもっと理論武装しなくてはならない。業界の今までの経験則や知識でやっていたのではダメで、外からの視点を探さなくてはならない。そういう研究会にしたい」と抱負を述べたほか、「1店舗では大手チェーン店と同じことはできないと考えるのではなく、1店舗でも理念を持ち、社員を豊かにしようという志を持っていただきたい。そういう理念を持った方々で手を繋ぎ、知識を共有し、グループを形成して力を持っていきたい」と語った。
セミナーでは、(株)Faith ホールディングスの熊澤修代表取締役会長、諏訪東京理科大学共通教育センターの篠原菊紀教授が講演を行なった。
熊澤会長は、自身がリーダーを務めた“マルハンイズム・プロジェクト”での成功事例を交えつつ、ビジョナリー経営のポイントについて講演した。
続いて講演を行なった篠原教授は冒頭で、熊澤会長が語った内容が脳科学的にも説明がつくものであることを紹介。その後、前頭葉の働きや発達、日常的な鍛え方などを講演した。
ぱちんこ未来図研究会では、今後も月1回ほどのペースでセミナーや実践的なディベートなどを行なっていく予定だ。