ニュース 2009/04/07 00:00
島根公安委の控訴棄却、ホール企業勝訴確定
スタッフが加担した遊技機不正改造による両罰規定で営業停止処分を言い渡された島根県内のホール企業が、処分の取り消しを求めていた訴訟の控訴審で、広島高等裁判所松江支部は3月13日、同社の訴えを認めた一審判決を支持し、同県公安委員会の控訴を棄却した。
同県公安委員会は上告を断念、ホール企業の勝訴が確定した。
争点となったのは不正改造がホールの営業に関して行われたかどうかという点。
同高裁は「社会通念に照らし、全体として見た場合、(同ホール企業営業者の)『代理人等』が『当該営業に関し』法令に違反したものとは認められない」と判断。一審の判決を支持した。