企業 2012/09/07 00:00
パチンコ・パチスロ関連機器は前年度比102.9%
矢野経済研究所(本社・東京都中野区、水越孝社長)は8月9日、「2012年版パチンコ関連メーカーの動向とマーケットシェア」を発刊。
それに伴い、9月3日に発表した調査結果サマリーによると、2011年度におけるパチンコ・パチスロ関連機器(パチンコ、パチスロ、周辺機器)の市場規模は1兆3631億円で、前年度比102.9%となった。
うち、パチンコ機市場は8257億円で、同93.1%。パチスロ機市場は3751億円で、同130.8%。この結果が周辺機器設備市場にも反映され、パチンコ関連周辺機器は玉計数機が同81.6%、台間玉貸機が同88.3%。それに対して、パチスロ関連周辺機器はメダル計数機が同117.5%、メダル補給システムが同149.9%、台間メダル貸機が同155.3%となっている。
周辺機器全体では、前年度比107.8%の1623億円。矢野経済研では「パチスロ機の増台気運が、パチスロの周辺機器設備市場を力強くけん引した」と分析している。