業界団体 2012/09/21 00:00
全日が広告・宣伝の相互監視体制を決議
全日遊連（青松英和理事長）は9月14日、東京都港区の「第一ホテル東京」で理事会を開催。
行き過ぎた広告・宣伝の情報を県遊協単位で収集し、地元県警に情報提供する仕組みについて決議した。警察庁生活安全局保安課が7月20日に業界に発出した広告・宣伝の再指導文書で、業界として広告・宣伝をチェックする仕組みを構築するよう求められていたため。
具体的には、行き過ぎた表現の折込チラシなどが見受けられた場合は、地元県遊協に現物を提出。県遊協が精査した上で、当該店舗に是正勧告を行っていくという相互監視体制を敷くもので、是正勧告を行ったチラシなどの情報は、地元県警にも提供される。
全日遊連では、ほかのホール団体にも9月18日付で文書を発出し、理解を求めた。そのほか、理事会では、執行部が、のめり込み防止へのさらなる取り組みを要請。県遊協単位で構築している不正防止システムなどによるホールへの立ち入り時、全日が配布している、ぱちんこ依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」の連絡先を記した、のめり込み防止啓蒙ポスターが張られているかどうかもチェックし、ポスター掲示をより一層うながしていくよう周知徹底された。
