業界団体 2015/11/06 09:53
東商流、都遊協の“脱等価”への協力誓う
東京の賞品問屋134社で組織される東商流(金城弘理事長)は10月27日、東京都豊島区の「ホテルメトロポリタン」で第26回通常総会を開催。
金城理事長は冒頭のあいさつで、都遊協が11月2日から金賞品の提供価格を引き上げることについて触れ、「都遊協の取り組みは、より適切な賞品流通を実現するため。当組合でも、新流通システム改革専門部会を中心に金賞品流通の一層の適正化に取り組んでいるが、引き続いて努力していきたい」と語った。
議案では、2014年度事業活動の中で、マージンについて定額制ではなく、定率制を基本とする金賞品取引適正化案を、今年初めに都遊協に提出して理解を求めたことなどを報告。
2015年度事業計画では、金賞品流通システムのさらなる整備・改善に取り組んでいくことなどを承認した。
総会後の懇親会では、都遊協の阿部恭久理事長が来賓としてあいさつ。「金賞品の交換玉数の変更を今回決断できたのは、東商流の皆さんの協力により、流通システムの基盤ができていたため」と感謝の言葉を述べた。
なお、当日は総会前に行政講話も行われ、警視庁保安課の渕上宏和理事官が、賞品納品途中の車上狙いなどに警戒を呼びかけた。