業界団体 2016/09/23 09:54
全日・阿部理事長、1次・2次撤去協力に感謝
全日遊連(阿部恭久理事長)は9月16日、東京都港区の「第一ホテル東京」で理事会を開催。
終了後の記者会見に出席した阿部理事長と平川容志副理事長は回収機問題について触れ、9月12日の7団体(全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSA、日工組、全商協)連絡会議において第1次・第2次リスト(13万6967台)の回収状況が99%強だったことを報告。
阿部理事長は「全国の組合員が状況を理解し、協力してくれたおかげ」と評価した。外さない店舗については、「メーカーに対する不満があるから外さないのだという店舗もあると聞く」と述べ、「第3次リストの撤去に向けて、その思いをメーカーはくみ取ってほしい」と訴えた。
第3次リスト(58万9510台)をいかに円滑に撤去・回収していくかについても、「日工組が毎月、どの程度の代替機が出てくるかを示すのが先」と強調。
それが示されない現状においては、毎月の目標回収数値を決めるという7団体連絡会議の申し合わせも議論のしようがないと語った。
回収条件について、日工組が組合間交渉はもう終わったかのような対応をしているとも吐露。
平川副理事長は「先に合意した回収条件は第1次・第2次に関するものだと、書面にも記されている。第3次の条件は一切示されていない」と不満を漏らした。