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内規改定、アタッカー開放は1.8秒以上に

日工組(金沢全求理事長)はこのほど、大入賞口の1回の開放の設定時間を1.8秒以上とするよう、内規を改定。
2月22日、組合員に通知した。

アタッカーの高速開放を規制するもので、適用は5月15日の型式試験申請分から。
パチンコは遊技機規則において、「M(大当たりの平均確率)×N(平均ラウンド数)×R(カウント数)×S(アタッカーに入賞したときの払い出し個数)≦12」と規定。
ただし、特図1大当たりと特図2大当たりで平均ラウンド数が異なる場合は、最大のラウンド数をNにあてはめるよう、技術上の規格解釈基準で定めている。
平均ラウンド数をとった場合と最大ラウンド数をとった場合のN値の差が問題で、ゆえに、高速開放を利用して見かけ上の平均ラウンド数を同じにしていた。

これに先立って、警察庁は2月1日、遊技機規則の技術上の規格解釈基準を改正。
「大入賞口の1回の開放等の時間が1.8秒以上の遊技機」は、特図1と特図2それぞれで平均ラウンド数を算出し、大きいほうの数値をNにあてはめることとした。
すなわち、“パカパカ”をつけなくても、特図2の平均ラウンド数がNになるように改正した形だ。

日工組の関係者は「ユーザーにわかりづらい仕様を規制するのならばと、技術上の規格解釈基準を緩和してくれた。遊技機作りへの影響は、ほとんどないはず」との見方を示す。

また、今回の内規改定文書では、電チューで玉を増やすタイプに関する規定を削除したことも伝えている。
同タイプは申し合わせにより、すでに今年1月1日から型式試験申請ができなくなっていた。
CRベノムの逆襲」や「CRフィーバータイガーマスク3」などの遊技機が、これに当たる。

提供元:プレイグラフ

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