業界団体 2017/03/24 10:42
全日遊連がRSNの機能充実案を報告
全日遊連(阿部恭久理事長)は3月15日、東京都港区の「第一ホテル東京」で理事会を開催。
理事会後の会見で、阿部理事長は主要6団体が警察庁に提出した依存問題対策の行動計画案に言及し、特に行政当局が取り組みを求めているのは、ぱちんこ依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)の機能充実と、自己申告プログラムの活用、遊技機の性能の見直しの3点だとの認識を示した。
その上で、全日遊連中心に進めていくのはRSNの機能充実だとし、相談員(現在、常勤2人と非常勤1人)補てんのため、ホール従業員がRSNに出向するプランを説明。
まずは阿部理事長の経営企業の社員が4月から出向するとした。
また、同問題に悩む客をRSNや各地の精神保健福祉センターなどに橋渡しするホール従業員を各店に配置する体制を目指し、4月24日に都内で1回目の講習会を開催する。
そのほか、阿部理事長は記者からの質問に答える形で、各都府県方面遊協の広告宣伝自主規制の現状調査結果を警察庁に提出したことを報告。
全日として、全国一律の自主規制ガイドラインの必要性を検討していたところへ、同庁から提出要請があったと述べた。