業界団体 2017/04/28 09:00
全日、依存問題相談員の第1回講習会に550人
全日遊連(阿部恭久理事長)は4月24日、東京都港区の「ヤクルトホール」で第1回「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会」を開催。都遊協の組合員約400人、都府県方面遊協の関係者約100人、21世紀会の全日以外の関係者50人が参加した。
最初に阿部理事長が登壇し、アドバイザーが「ぱちんこ依存問題相談機関リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)」を側面支援する上で重要な役割を担っていくことを強調した。
続いて、RSNの西村直之代表理事が、アドバイザーが認識しておくべき依存の基礎知識と役割をレクチャー。パチンコ依存はアルコール依存や薬物依存に比べて自己改善率が非常に高いのが特徴だとし、「アドバイザーの方々には、お客さまが自分は問題ある遊び方をしていることに気づく、きっかけになってほしい」と述べた。
また、阿部理事長の経営するサンキョーの社員で、日遊協の依存問題プロジェクトチームの一員として同問題に取り組んできた栗山昌人氏が、一般的なクレームと依存が疑われるクレームの見分け方などを解説した。終了後、受講者は21世紀会発行の修了証を受領した。