業界団体 2017/06/02 09:34
都遊協、阿部理事長が広告宣伝の是正を求める
都遊協(阿部恭久理事長)は5月24日、東京都文京区の「東京ドームホテル」で第50回通常総代会を開催。
阿部理事長は冒頭のあいさつで広告宣伝の現状に触れ、「業界を見る社会の目が厳しくなっているにもかかわらず、内容が日に日にエスカレートし、(同組合の第三者監視機関である)健全化センターが対応に追われている。風適法を順守し、社会の一員として責任のある行動をとってほしい」と是正を求めた。
議案審議では、「都遊協からの脱退に関する規約」を制定した2016年度事業報告など、第1~10号議案をすべて承認。
行政講話では警視庁保安課の林二郎風俗保安対策官が都遊協の暴力団排除の歴史を高く評価する一方、ライターイベントに言及し、「(ファン向け)雑誌が取材に来て、勝手に載せているのだとする弁明は通用しない。行き過ぎたものには行政処分を下しているので注意してほしい」と述べた。
総代会後は「ぱちんこ依存問題相談機関リカバリーサポート・ネットワーク」の西村直之代表理事が、業界が依存問題対策に取り組む意義について講演。
また、50周年記念式典も開催し、来賓・組合員ら、約400人が出席した。