業界団体 2017/06/02 11:46
AA組合が2回目となるセミナー
ホール企業のコスト削減や労働環境改善を目的とし、昨年11月に設立したアミューズメント産業事業協同組合(新井博貴代表理事)は5月23日、東京都台東区の「損害保険ジャパン日本興亜 浅草支社」でセミナーを開催。ホール関係者など、約60人が参加した。
元厚生労働省依存症対策専門官で、精神科や心療内科を持つ「こころのホスピタル町田」の精神科医・蒲生裕司氏らが登壇。「ギャンブル依存症の基礎知識と、パチンコ依存症対策のヒント」と題して講演を行なった蒲生氏は、パチンコ依存症の治療について「一番大事だとされているのは、問題を抱えている人たちが集まり、互いの意見を言い合う相互援助グループ。それに合わせて、リハビリ施設や行政の相談窓口などが有機的に連携していくことで、効果は高まる」と述べた。