業界団体企業ニュース 2017/06/09 09:00
PCSA新代表理事に加藤英則氏
PCSAは5月26日、東京都千代田区の「TKPガーデンシティPREMIUM神保町」で第16期定時社員総会を開催。
役員改選が行われ、新代表理事に夢コーポレーションの加藤英則社長が就任した。
加藤代表理事は「ファン回復の手段として、高まりすぎた玉利・玉単価を引き下げるのが喫緊の課題。そのためにも遊技台の価格を抑えるよう(メーカーに)働きかけていく」とあいさつ。
警察庁保安課の津村優介課長補佐が登壇し、依存問題対策について「警察もこれらの課題に的確に対応する必要を感じており、業界にも着実かつ、スピード感をもって取り組んでほしい」と要請した。
総会後の公開勉強会では、日工組の渡辺圭市技術担当理事が講演したほか、同氏に京楽産業.の山口孝穂取締役開発担当、SANKYOの福田隆商品本部副本部長、ニューギンの高津巨樹東京開発部次長ら、日工組の技術委員会メンバーとエンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏社長を加え、今後の遊技機をテーマとした討論会が行われた。
その中で、管理遊技機について山口氏は、「封入式にすることで、遊技機の盤面まで到達する隙間をなくし、上皿や下皿から異物を入れるローテクゴトを根絶することからスタートした」と述べ、そのほかの不正防止対策として、磁石に反応しない材質を使った玉の使用などを例にあげた。