業界団体 2017/06/08 09:00
大野理事長「依存問題対策でファン回帰を」
岐阜県遊協(大野春光理事長)は5月25日、岐阜市の「岐阜グランドホテル」で第56期通常総会を開催。
大野理事長は「現在、業界には依存問題など大変な逆風が吹いている。しかし、この依存問題にかかわる諸施策を着実に進めることが、かつて3000万人の遊技ファンがいた時代に戻るきっかけになると信じて行動を開始している」と述べた。
来賓として岐阜県警生活安全部の宗宮英雄部長が祝辞を述べたほか、生活安全総務課の稲田剛司課長補佐による講話が行われた。
稲田課長補佐は県内における置き引きなどの軽犯罪発生件数に触れ、「4月までの置き引き被害は227件。うち59件がパチンコ店で発生している」とした上で、ユーザーへの注意喚起と置き引き事案絶無への協力を要請した。
議案審議では、組合員店舗数が、前年比14店舗減の174店舗(7万5180台)となったことが報告されたほか、2017年度の組合内店舗賦課金を前年同様30円(1台)とすることなどを決議した。