業界団体ニュース 2017/06/09 09:00
全日、賞品提供時に18歳未満か否か指差し確認
全日遊連(阿部恭久理事長)は5月29日、各都府県方面遊協に「18歳未満立入禁止の徹底と指差し確認シートの活用について」と題する文書を発出。
全日遊連作成の年齢確認シートを各店舗が賞品カウンターに備え、18歳以上かどうか判別が難しい顧客に対して、賞品提供時に指差し確認を行うよう、通知した。
依存問題対策の一環で、店内入口における18歳未満立ち入り禁止の注意喚起表示や店内巡回などの従来の対策とのダブルチェックで、18歳未満をより立ち入らせない店舗づくりを目指す。
同シートは、18歳未満かどうかを「はい/いいえ」で答える日本語版と、「YES/NO」で答える英語併記版の2種類を用意。
指差しを求められた顧客が「いいえ(NO)」を差し、18歳未満を申告してきた場合は、持ち玉による賞品提供や遊技代金の返金などには応じず、直ちに退店させるよう、全日遊連では伝えている。
ただ、その対応をとるためには、18歳未満の立ち入り禁止と、それに違反した場合の対応(遊技の停止・退店、持ち玉の無効、遊技代金の返却や賞品提供に応じない旨)をあらかじめ顧客が認知していることが重要だと説明。その旨を店内ポスターや遊技機・精算機・周辺機器まわりのステッカー、店内アナウンスなどにより、明確に告知することとしている。